歯を磨かないと出られない部屋 鉢屋 ページ25
リクありがとうございます
「やめてください絶対嫌です！！」
「いつも三郎にしてやられるから今度は私がやるの！！」
三郎と押し問答を繰り返して数分。そんな私たちを見下ろす看板には��歯磨きをしないと出られない部屋��と書かれていた。
二人ですれば良いのかと最初は思ったが、用意されてる歯磨きはたったの一つ。お互いに瞬時に理解した。どっちかが歯磨きをされる側になると。
そこからの行動は早かった。盗賊の様に歯磨きをぶん取り、三郎と対立する。歯磨きを取り損ねた三郎は、顔を顰めて一歩下がった。いつもとは違う、形勢逆転だ。
「三郎、言っておくけど私は譲る気ないからね」
「っ……どうしても、ですか？」
「ない。このまま諦めないなら子供の様に膝に頭乗せて歯磨きするけど」
そう脅せば三郎は更に顔を歪めた。自分のその様子を頭に思い浮かべたのだろう。
「分かりました……今回はA先輩に譲ります。出来れば早めに終わらせてください」
「善処しまーす」
正座した三郎を見て、私も前に座った。三郎の顎に手を添えれば口を開く。嫌そうな顔だけど従順な三郎が面白い。
そのままシャカシャカと歯磨きを続ける。意外と大人しくされるがままの三郎が可愛くて思わず笑う。何笑ってるんだ、という含みのある目線で見られたが、私は気にせず続けた。
数分後、歯磨きを終えた私たちは互いに見つめ合っていた。
「……A先輩が楽しそうで何よりです」
「三郎はつまらなそうだねぇ」
「つまらないというか、辱めを受けてる様で嫌でしたよ」
「……ごめん、そんな嫌がってたなら止めれば良かった？」
「そうではなくてですね、この歳にもなって他人に歯磨きをされるとは思ってもいなかっただけです」
「そうだね、私もまさかするとは思ってなかった」
ふふ、と笑うと三郎はにじり寄ってきた。疑問に思って見つめれば、頭撫でて下さいと唐突に言われる。何だか今日の三郎はいつもの悪戯っ子という感じがしない。どちらかと言うと甘えん坊だ。
優しく頭を撫でてあげると嬉しそうな顔になる。なに、意外と可愛いところあるじゃん…！
勿論これが三郎の作戦だなんて知る訳もない。機嫌の良い私を見て三郎は指を絡めると、そのまま腕を引っ張って部屋を出て行った。
耳責めしないと出られない部屋 立花＋善法寺→←マッサージしないと出られない部屋 浦風
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ツナマヨ(プロフ) - 更新お疲れ様です！リクエストなのですが尊奈門であーんをしないと出られない部屋をお願いします (3月1日 23時) (
レス) id: 4e6b57cb3e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - リクエスト失礼します。高坂陣内左衛門で媚 薬お願いします！ (2月4日 18時) (レス) @page46 id: 09b330d235 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - 返信遅れてすみません｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - わざわざ教えてくださりありがとうございます｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの作兵衛(プロフ) - 幽霊さん» 「閉じ込められた…？」になっております。ログインされてないと閲覧出来ないのでログインする事を推奨しています🙇 (1月13日 7時) (レス) id: 8a20bca9f6 (このIDを非表示/違反報告)
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