耳責めしないと出られない部屋 不破＋鉢屋 ページ11
リクありがとうございます
「嘘でしょ……」
双子と勘違いしそうな五年の二人組、そして��耳責めしないと出られない部屋��という看板。神様はいつだって意地悪だ。どうしてまたこの面子なの。雷蔵はともかく三郎は本当に嫌だ。何されるかわからない。
「それが嘘じゃないんですよね」
「A先輩……」
したり顔の三郎と泣きそうな雷蔵。私も泣きそうだよ雷蔵。大きくため息をつく。私の息は無機質な部屋に吸い込まれて消えていった。
「じゃ、早速始めましょうか」
そう呟いた三郎は私を横抱きにしてそのまま腰を下ろした。胡座をかいた三郎の上に座らされた私は逃げようとする。
「こら、駄目ですよA先輩」
まるで子を諭すかのように優しく言う三郎。恥ずかしくなって顔を逸らした先には雷蔵がいた。そのあまりの近さに体が固まる。三郎の体温が直に伝わり、雷蔵の息遣いが鮮明に聞こえる。
「嫌なのは嫌なの…！」
「何で嫌なんですか？私は嬉しいですけど、なぁ雷蔵」
「……A先輩、すみません」
「雷蔵……？」
「僕も三郎と同じ想いです」
そう告げた雷蔵。軟骨の辺りにヌルリとした感触が走り身が強張る。耳の凹凸を確かめるように舌が這う。声を我慢して唇を噛む。知らない内に三郎の服を握り締めていた。
三郎がそれを満足気に見ているとは勿論知るよしも無かった。三郎の舌が耳の穴付近に降りてきて表面を舐めあげる。
「んぅ……」
我慢していた声が勝手に漏れる。びくりと身体が跳ねたのを見て、二人はにんまりと笑った。
「今のところ、気持ち良かったですか？」
「ちが、違うの」
「ホント、A先輩は嘘つきですね」
三郎が耳元で喋る今も、雷蔵は耳朶を噛んだり舐めたりしている。左右で異なる動きを、更に予想できない動きに私の感度は高まっていた。
＿＿どれくらい時間が経ったのか分からない。終わった時は既に息をするのに精一杯だった。体に力が入らない私を雷蔵は立たせる。
「A先輩、一人で戻れますか？」
「…戻れる」
「そんな顔で一人に出来るわけないだろう。雷蔵、一緒に長屋まで連れて行こう」
「そうだね。A先輩、僕の腕に掴まっていいですよ」
言葉に甘えて雷蔵の腕にしがみつく。自慢げに三郎も腕を差し出してきたが私はそれを無視した。
接吻しないと出られない部屋 伊賀崎→←接吻しないと出られない部屋 中在家＋善法寺
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ツナマヨ(プロフ) - 更新お疲れ様です！リクエストなのですが尊奈門であーんをしないと出られない部屋をお願いします (3月1日 23時) (
レス) id: 4e6b57cb3e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - リクエスト失礼します。高坂陣内左衛門で媚 薬お願いします！ (2月4日 18時) (レス) @page46 id: 09b330d235 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - 返信遅れてすみません｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - わざわざ教えてくださりありがとうございます｡ (1月19日 18時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの作兵衛(プロフ) - 幽霊さん» 「閉じ込められた…？」になっております。ログインされてないと閲覧出来ないのでログインする事を推奨しています🙇 (1月13日 7時) (レス) id: 8a20bca9f6 (このIDを非表示/違反報告)
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