【虎視眈々 そして 呑牛之気】 ページ7
とある交流戦にて、忙しなく動いていたAはようやく見切りをつけて休憩を挟む事が出来た。自主練やトレーニングをしている選手たちの邪魔にならない隅っこでグラウンドを眺めていれば、そこに足を運ぶ選手が一人。
中野「Aちゃん！」
「……！中野さん、こんにちは」
中野「久しぶりだね、元気してた？」
「私は元気ですよ」
中野「ん、そりゃ良かった。ちょっと時間あるし阪神のベンチ来てくれん？皆会いたがってた」
「え、でも…」
中野「いーからいーから！ほら！」
中野に手を掴まれて立ち上がる。阪神からしてみればセコムのいない今が絶好のチャンスだった。そのまま中野に連れられて阪神のベンチへと向かう。二人が姿を表せばすぐに注目の的になった。
近本「お、Aやん久しぶり〜」
近本のそんな声に遠くにいた選手達も振り返った。分かりやすいほど顔が輝き、あっという間に囲まれる。側から見れば虎に襲われる小動物のようだった。自分を見下ろす阪神の選手たちに怖くなり、Aは無意識に中野のユニフォームを掴んでいた。
中野「……！(Aちゃんの手……！可愛い…)」
森下「Aさんっ！会いたかったです！」
木浪「A、そんな怯えなくても取って食ったりしないわ」
佐藤「めっちゃ俺らビビられてるやん。Aさん、久しぶりですね！！」
湯浅「Aさん！そーいや動画で見たんすけど、ミエちゃんと話したいってホント？」
ドキリとAの心臓が揺れた。ミエセスの名前を出したのは確かだったが、実は名前を出したことを後悔していたのだ。
あの時は愛嬌溢れるミエセスに興味を持っていたが、いざ実際目の当たりにすればその体格やフレンドリーすぎる性格に驚いてしまうだろう。自分の人見知りな性格でミエセスを傷付けたくはない。
Aの脳内でグルグルと考えが回る。だが期待を込めた眼差しを向けられては、首を横には触れない。中野のユニフォームをギュッと握り締めながら小さく頷いた。
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Rey - 坂本勇人選手を出してほしいです!! (12月30日 22時) (
レス) id: 3fec1b3175 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - はじめまして、四季と言います。最高です。これから応援してます!! (12月6日 0時) (レス) @page24 id: 0b6716a94a (このIDを非表示/違反報告)
大阪谷 - めちゃおもろいです！ (12月1日 20時) (レス) @page16 id: 382b1b8271 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - お話好きなので消すのだけはどうか勘弁してください、、、、🥹 (12月1日 2時) (レス) @page15 id: d065f594fe (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - 小木田世代の話好きです🥹🫶🏼🩷 (12月1日 0時) (レス) @page15 id: dfc3189701 (このIDを非表示/違反報告)
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