【むてっぺき】 ページ17
宗「あれ、A髪型違うじゃん」
中川「ホントだ」
「……こんにちは。圭太さん佑磨さん」
ペコリと会釈をしたAの黒髪が可愛らしく揺れる。いつもは低めに一つ縛りをしているその髪が、今日は高めの位置で結ばれていた。
物珍しそうにAの黒髪に手を伸ばした宗は、呆気なく中川に叩かれてしょんぼりとした表情を浮かべていた。
宗「てかなんでその髪型？」
中川「いつもの髪型も可愛いけど、そっちも可愛いじゃん」
「……暑かったので。いつもとあまり変わらないと思いますけど……」
宗「いやいや、俺らからしたらだいぶ変わる。な、圭太」
中川「うん、似合ってる。俺はそっちの方が好きやな」
「……ありがとうございます」
白い首に付着する汗が太陽の光で反射していた。汗がゆっくりとした動きで首筋を這い、鎖骨に落ちる。それを拭い眩しそうに太陽を見つめるAに、ゴクリと宗が唾を呑み込む。中川も思わず見惚れてAを見つめていた。
宗「……A、それワザと？」
「……え？」
宗「なんかAの行動って全部が色気あって、すっごい唆られる＿＿」
中川「Aの前で変な事言わんとってや」
中川に怪訝そうな目線を向けられ、宗は口をへの字にして肩を竦めた。お前もそう思ってるだろ、そんな風に中川に肘をぶつければギロリと睨まれる。
「……？なんのお話ですか？」
宗「あー……なんでもない。これ颯一郎たちが聞いてたら俺ら殺されてたな」
中川「いや俺らじゃないよ。もれなく俺も加担する方」
宗「え、そっち側？」
中川「勿論」
迷いなく頷く中川に絶望しながら、宗は話題を変えようと咳払いをして再びAを見た。
宗「てかホントAの髪綺麗だよなぁ、サラサラで指通りもいいし」
中川「まぁそれには同意。触りたくなっちゃうし」
二人の指がAの黒髪を撫でるように滑る。俯きながらもどこか気持ち良さそうに目を瞑るAは猫の様だった。
宗「髪撫でられるの好き？」
「……嫌いではないです」
中川「好きでも無いって事？」
「人に寄ります…。圭太さんと佑磨さんなら安心できるから、大好きです」
見つめ合う二人。Aから放たれた��大好き��という言葉にじわじわと優越感に浸る。隠しきれないニヤケ面の宗と表情の変わらない中川に、Aは瞬きを繰り返した。
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Rey - 坂本勇人選手を出してほしいです!! (12月30日 22時) (
レス) id: 3fec1b3175 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - はじめまして、四季と言います。最高です。これから応援してます!! (12月6日 0時) (レス) @page24 id: 0b6716a94a (このIDを非表示/違反報告)
大阪谷 - めちゃおもろいです！ (12月1日 20時) (レス) @page16 id: 382b1b8271 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - お話好きなので消すのだけはどうか勘弁してください、、、、🥹 (12月1日 2時) (レス) @page15 id: d065f594fe (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - 小木田世代の話好きです🥹🫶🏼🩷 (12月1日 0時) (レス) @page15 id: dfc3189701 (このIDを非表示/違反報告)
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