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荒らし対策として、私は一通りのことを考えてみた。
パスワードはコメント欄で絶対に言わないこと。
これはもう鉄則といってもいいだろう。
だがボードの書き込みを見ず知らずのユーザーが見る事は可能なので、ボードに書き込んでも意味が無い。
やっぱり駄目だ。
作品自体にパスワードをかけたとしても、それはただ単に小説が読めなくなるだけ。
対策方法なんてものは存在しない…?
そんな馬鹿な。何かあるはずだ。何か…。
私は頭の中の情報が駆け巡るのを感じた。
いろんなワードが交差する。
作者さんとLINEを交換してそこで伝達?
いやいや、赤の他人とは極力LINEをしないと決めている。
いくら合作している作者さんでも無理だ。
私は苦虫を潰したような顔で、その無機質な空間に浸っていた。
「…荒らしが諦めるのを待とう。変に接触したら、逆に荒らしを奮い立たせちゃうもんね」
そう、一人で納得して私はもう一度小説を書き始めた。
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黒兎 - いや、途中からワンチャン、あーもんど以外みんな犯人なのでは?と思いましたがまさか本当にあーもんど以外犯人とは…。ガチで考えさせられるお話でした…。ネットっていいとこもありますが、怖いとこもありますね…。 (12月3日 17時) (レス) @page50 id: 635396ef9e (このIDを非表示/違反報告)
東方の人 - いやぁ…ネットって怖いですね…もうちょっと続きが読みたい…まさか共犯者だとは。あーもんどは共犯者じゃなかったのか…めっちゃ面白かったです。続編読みたい (12月3日 11時) (レス) @page49 id: c42377ac9e (このIDを非表示/違反報告)
人間失格者 - 気になってみていたら読み切ってしまいました。文才がありすぎますし・・・。声が出ないです。それと同時に「いじめのこわさ」も知れました。高評価しますね。 (12月3日 7時) (レス) @page50 id: 160b940a6c (このIDを非表示/違反報告)
如月蛍(プロフ) - いやぁ、、、末恐ろしいですね、作者さんが…なんかもう、ほんとえぐいです。描写はリアルすぎるし、なんかもう泣きたくなりました。 (12月2日 20時) (レス) @page50 id: f21139aa84 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮 飴利(プロフ) - フィクションだと知ってすごく驚きました!荒らされたことはあるのですが、そこからの仲間割れという恐ろしさ、とっても勉強になりました! (12月1日 7時) (レス) id: bd79476487 (このIDを非表示/違反報告)
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