彼女と彼女�� ページ6
呪術高専東京校所属の医師である家入硝子は、医務室で1人パソコンに向き合い記録をしていた。
『ひさしぶり〜しょうこ』
突然後ろから声がし、振り向くとそこには
薄っぺらい笑顔を貼り付け、こちらにひらひらと手を振っているAがいた
いや、正確にはAの姿をした呪霊がいた
先程まで行っていた作業を一旦中断し、彼女のほうに身体を向ける
｢まだ居たのかお前｣
『なぁに、その言い方、私が居なくなって困るのはあなたでしょ、んふ』
彼女は、まるで羽が生えているかのように軽やかな足取りでこちらに近づいてくる
『私がいなくなったら、さとるが壊れちゃうもんね、だから私を祓いたくても祓えない』
私の耳元に口を寄せるA
『可哀想な子』
｢五条がどうなろうと私には関係ないよ、ただ無害なお前を祓うのに使う呪力がもったいないだけさ｣
『素直じゃないね、しょーこは』
『かわいいよ、そーゆうところも』
Aは制服のスカートを靡かせながら、くるっと後ろを向く
『私そろそろ帰んないと、さとるに内緒できちゃったから』
いったい何をしに来たんだが
彼女は時々こうして私に会いに来ては、大したこともせずに帰っていく
『じゃ、またね』
そう言って彼女は消えていった
また…か…
いつになったら、本当のAに会うことができるのだろうか、もしかしたらもう二度と会うことはできないかもしれない
家入は彼女が消えていった空間をしばらく見つめたまま、Aのことを考えていた
続く
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プスメラ - 麗さん、この小説は夢主ちゃんは生きて欲しいです。お願い出来ますか？ (2021年6月17日 18時) (
レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - プスメラさん» はじめまして、コメントありがとうございます(^^)この小説は五条悟オチで考えています。応援ありがとうございます！ (2021年3月13日 22時) (レス) id: 7edd23b923 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 麗さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月9日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麗 | 作成日時：2021年3月5日 21時
