第46話 入学 ページ8
地元とは違う空気…高校とは比べ物にならないほどの広いキャンパス。
今日、俺は桜月大学に入学する。
家は使いどころがなく溜まっていた小説で稼いだお金で中々広い家をこっちに建てた。使いどころが見つかってない部屋もあるんだけどな？
「おーーい！晴翔！」
「おせーよ、ユウ。まぁ、間に合っただけましか」
キャンパスに行くのに一緒に行こうぜ！と約束を言い出したのはユウだ。
だが、毎度遅れてくるのもユウだ。全く……間に合うようになればいいんだけどなぁ……
「じゃ、行くべ！」
「はいはい。あ、お前あんま方言使うと田舎者に見えるぞ」
まぁ、実際は方言だと伝わらないことがあるってだけなんだが、ユウにはこっちのほうが乗ってくる
「マジで！！？……標準語頑張るわ……」
ほらな？
「まぁ、過ごしてれば慣れるだろ」
「そういえば、晴翔ってあんまり東北弁使わないよなぁ」
「まぁね。小説書いてるし、芸能人だし？？」
あと、よくこっち来てたし。テツとケンは東京住だからな。
「でも、たまぁに出るよな方言」
「仕方ないだろ。なるべく出ないようには気を付ける予定だけどな」
そもそもそんなに出ないけど
「いいんじゃね？俺もお前と話してて標準語に慣れてるし」
「感謝しろよ？スーツのネクタイすら結べなかったんだからお前」
「その節は感謝してマス」
中学高校と学ランだったユウはネクタイなんて結べるわけもなく。入学式の今日のために、合格が決まってからたまに教えていた。
ん？俺？俺も中高学ランだけど……仕事上っていうのとで覚えた
「そういえば、晴翔。仕事どうするんだ？」
「小説家は続行。アーティストはこれから本格的に始まる予定」
新生活で大変かもとか思ったことはあるが、何とかなるだろ
「へぇ……まぁ晴翔なら学力は絶対問題ないだろうしなんとかなんべ」
「なんとかするんだよ」
「さっすが晴翔」
まぁ忙しいのは目に見えてる。だって俺、バレー止める気もねーし？……ん？バレー……？
「あ、今思いついたんだけど……バレー漫画描いたら面白いかな……」
「バレー漫画ぁ！！？……お前、画力高いし良いんじゃね？？」
……出版社は小説書いてる出版社で………設定系は考えられる。あとは書くための道具と部屋だな……
「部屋なら余ってる……道具は今日買ってみるか」
「付き合おうか」
「マジで？頼むわ」
帰りの予定を立て、入学式の会場へ並んで歩いた
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はにゃはにゃ - 鈍感ツッキーと、ワケ有り主… ほぅ……めっちゃええやんけ…応援してますです！ふぁいとぉ〜♪ (2023年5月5日 16時) (
レス) @page14 id: 5fa05c04a7 (このIDを非表示/違反報告)
琉翔(プロフ) - 読んで頂き有難う御座います！ゆっくりな気まぐれ更新な僕ですがこれからもよろしくお願いします！ こんな所にですが作者のセリフを書かせて頂きました！皆様もどうぞご自由にお書き頂ければ嬉しいです！ (2017年12月15日 22時) (レス) id: 21f6e7f93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉翔 | 作成日時：2017年9月7日 18時
