第45話 弟子たち 月島side ページ7
「結構仲良かったんですね。そのユウさんと」
「そそ、親友兼相棒だったからな〜。主将と副主将だったし」
話を聞く限り、バレーをするのがたまらなく好きって感じがしてくる
ユウさんとも仲よかったらしいし………ちょっとムカつくケド
「そのとき弟子のあの人たちってどうだったんですか?」
「あいつ等?……今とそんな変わらないかな。まぁでも練習再開した時は凄かったよ」
苦笑いのような表情をして言う零さん
「?凄かった??」
「そ。やったぁぁ!師匠早くやろ!……とか、遅いよ〜!待ちくたびれたぁ……とか反応は色々だったけど皆して早くやろうって催促してくるもんだから大変なのなんのって」
それ、言ったの日向と及川さんかな?そうだったら零さんマネ上手いネ。さすがレイ
「多分思い浮かべた人であってるよ言った人」
「想像つきました。……で、ちゃんと2人とも合格したんですか?」
零さんが合格したのは分かるけど、ユウさんも一緒だったかは知らないからね
「あぁ、したよ。俺もユウも。俺は余裕だったんだけどユウはマジでギリギリでさ〜。ま、とりあえずは合格できて俺の教えた苦労も報われたんだけど」
「お疲れ様デス」
教えるのが大変なのはあの変人コンビで経験済みだからネ
「ありがと。で、そっから部活にも顔だすようになったし、教える回数もそれなりにあってさ。まぁ楽しかったから良いんだけどね?ユウも感覚取り戻したし」
ブランクの分取り返したんだ……旭さんと同じだね
「実はその頃なんだ。俺が大会に、書き溜めてた『ネッビア』を送ったの。勉強の必要もなくなったし、途中だった『ネッビア』の1話を完成させてたんだ。その時大会の存在を知ってさ。出してみたくて出したんだ」
「!!そうなんですか??」
こんな話もしてくれるとか優しいな……
「そうなの。で、そこで最優秀だかそんな感じの賞をもらって手直しをして出版。そしてシリーズ化して今に至るの」
「へぇ……」
「じゃあ話戻すな?それから俺たちは卒業までバレーして遊んで、たまにちゃんと勉強してって生活をしてた。そして俺たちは3月に……烏野高校を卒業し、春、俺とユウは桜月大学進学した……」
いよいよ、零さんがバレーを辞めた理由がわかる……
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ちょっと月島君だしたくて現在語りをしてみました!
さて、次の舞台は桜月大学!!あ、架空の大学ですので
バレーを辞める理由が明らかになりますが……後何話で出るのかな←
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はにゃはにゃ - 鈍感ツッキーと、ワケ有り主… ほぅ……めっちゃええやんけ…応援してますです!ふぁいとぉ〜♪ (2023年5月5日 16時) (レス) @page14 id: 5fa05c04a7 (このIDを非表示/違反報告)
琉翔(プロフ) - 読んで頂き有難う御座います!ゆっくりな気まぐれ更新な僕ですがこれからもよろしくお願いします! こんな所にですが作者のセリフを書かせて頂きました!皆様もどうぞご自由にお書き頂ければ嬉しいです! (2017年12月15日 22時) (レス) id: 21f6e7f93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉翔 | 作成日時:2017年9月7日 18時