第41話 引退 ページ3
「はぁ………高校最後のインターハイも終わりかぁ……」
「早いよなぁ…もう少しやってたかったぜ」
こいつは高校から3年間ずっと同じクラスという悪友であり相棒の桜田悠弥。とりあえず馬鹿。
俺達の高校の部活動は昨日の日曜日に幕を閉じたばかりだ。
「おい晴翔、今ディスっただろ」
「いんや?ユウの気のせいだべ」
「うぅん……まぁいいわ。勉強教えて!」
「はいはい」
今は放課後の教室。勉強がめちゃくちゃできないユウに勉強を教えるのがここ最近のお約束だったりする。
「さんきゅー!!あ、そういえば晴翔って、どこの大学に行くんだ?」
「桜月大学。メディア学部があって演劇関係学べるし」
「そういえばお前、スカウト来て芸能界入りだろ??凄いよなぁ」
そう。たまたま東京の大学見学に行ってたらスカウトされた。まぁ、大学の事とか迷ってたから、いいきっかけにもなったしね。
俺、学園祭でクラスでやった劇の時、結構好きなことに気付いたんだよね。だからよし!
「ユウは?」
「悩み中ー。学部は体育教師になれる学部があるとこって決めてるんだけどさぁ……」
体育教師になれる教育学部………確か桜月大学って……
「ユウ、お前さ。俺と同じ桜月大学に来ないか?」
「桜月に??」
「そう。あの大学、結構高確率で先生になってるし、バレー部は強いし」
「おぉぉぉ!!」
「ただし、偏差値が57〜67だ。今のお前じゃ多分ギリギリだ。勉強する気は?」
俺は結構余裕でいけるんだが、こいつの学力はマジでやばい。
「やる!ぜぇったい晴翔と同じ大学に行ってやる!!!」
「その意気だ。部活もないし、とことんやるぞ!」
「おうよ!!」
こうして、同じ大学を目指すことになった俺達。部活の時間はほんの少しの自由と、ユウの学力アップに使われることになった……
*************
始まりました過去編!!
合宿もまだあと2日丸々残ってるので頑張ります!!
どうか、見放さず、見てやってください
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はにゃはにゃ - 鈍感ツッキーと、ワケ有り主… ほぅ……めっちゃええやんけ…応援してますです!ふぁいとぉ〜♪ (2023年5月5日 16時) (レス) @page14 id: 5fa05c04a7 (このIDを非表示/違反報告)
琉翔(プロフ) - 読んで頂き有難う御座います!ゆっくりな気まぐれ更新な僕ですがこれからもよろしくお願いします! こんな所にですが作者のセリフを書かせて頂きました!皆様もどうぞご自由にお書き頂ければ嬉しいです! (2017年12月15日 22時) (レス) id: 21f6e7f93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉翔 | 作成日時:2017年9月7日 18時