第54話 貴方の 月島side ページ16
零さんの部屋から出てゆっくり歩く
頭撫でられた……撫でられたところが何かアツい……
と、とにかくバレーをやらない理由もわかったし、明日一緒にバレーする約束も出来た
これは……ギリギリまで黒尾さんに言わないほうが良いカナ
階段を下り終わるという所で木兎サンと黒尾サンに見つかった
「お、ツッキー発見！」
「練習付き合えよ！」
「はぁ………拒否権ないですよね」
「「ない！！」」
ないなら何でわざわざ聞くのかな…
「仕方ないですね、少しだけですから」
「「おぉー！！」」
断れないんだったら大人しく行った方が疲れないシ
今日の夜練参加者は……日向、王様、黒尾サン、木兎さん、赤葦さん、灰羽……あ、夜久サンだっけ、あの音駒のリベロの人。とかそんなぐらい
「お、月島やっと来たな！！」
「君達みたいなバレーバカと一緒にしないで」
「「んだと！？」」
「はいはい、ちょぉぉっとヤメヨ！？」
「黒尾さん、叫びすぎです」
「スミマセン！！」
「ったく！使える時間も限られてるし早くやるぞ！ってコラリエーフ！！お前はレシーブ練だ！！」
「夜久さーん！！俺スパイクしたいですーー！！」
「ならもっとその下手くそなレシーブを何とかしろ！！」
なにこれ。夜久さん主将の方がよかったんじゃない？
まぁ、こんな感じだったけど練習して、零さんに終わりの声をかけられるまで4対4をしてた
「おーいお前ら！！」
「「「あ、零サン！」」」
「もう10時超えてるぞ！そろそろ終わりにして風呂入ってこい！」
「「「はい！！」」」
鶴の一声。発声はちゃんとしてるのかあんな集中してても聞こえる
「あ、そうだ。ショウ！」
「はい！なんですか！？」
日向………？
「これ、烏養監督から」
「あ！俺のタオル！！」
「昼間、忘れてったんだってさ」
「有難うございます！！」
「いーえ。ほら、風呂行って来い！」
あの騒いでたタオルか
ん？烏養さんに会ったって事は……
「零さん、もしかして……」
「おう。もう言ってきた。驚かれたけど了承してもらったよ」
「なら良かったです」
「烏野と一緒に出来るって。お願いしみたら武ちゃん先生に是非って言われちゃったよ」
ホントに一緒にしてくれるんだ……！
「良かったじゃないですカ」
「だね。ほら、月島君も風呂行ってきな」
「はい」
これでやっと明日見れるんだ……零さんの……貴方のバレー……！！
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はにゃはにゃ - 鈍感ツッキーと、ワケ有り主… ほぅ……めっちゃええやんけ…応援してますです！ふぁいとぉ〜♪ (2023年5月5日 16時) (
レス) @page14 id: 5fa05c04a7 (このIDを非表示/違反報告)
琉翔(プロフ) - 読んで頂き有難う御座います！ゆっくりな気まぐれ更新な僕ですがこれからもよろしくお願いします！ こんな所にですが作者のセリフを書かせて頂きました！皆様もどうぞご自由にお書き頂ければ嬉しいです！ (2017年12月15日 22時) (レス) id: 21f6e7f93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉翔 | 作成日時：2017年9月7日 18時
