【文スト】脳内お祭り騒ぎの中原妹が、友達百人作るみたいです

「ドーナツかドーナッツか。」「どうでもいいから早く食わせろ」 ページ45

ランドルド環ってあるじゃん？

視力検査とかで使う、どっかが空いてる丸。


あれがさ、目の前にあるんだよね。

意味が分からない？

私も分からない。

でもさ、そのランドルド環がとてつもなく美味しそうだったら、食べたくなる気持ちが沸いてくること位、分かってくれるよね？


中「あんな黒い塊にかじりつく奴何て、初めて見たわ」

太「おかげで、私達も巻き添え食らったじゃ無いか」

芥「敵襲か？僕がまとめて灰に帰してやる」

現在、異空間に飛ばされてます。

A「や、だってさ?!お腹空いてるときに、目の前に丸が浮かんでたら、ドーナツと見間違うのも仕方なくない?!」

ドゴッ、とキック。

中「だからと云って、神速でかじりつきに行くな!!お前、そんなんでよく今まで生きてこれたな!!」

太「なんだい？此処は。何にもないじゃないか」

冷静な太宰さんが、何かをブツブツ呟いている。

確かに今此処には、上も下も右も左も焼きそばも焼きうどんも山田君も座布団もない。

異空間制作の類いの異能であることは、ほぼ確実とみて良いだろう。

太宰さんも巻き込まれていることから察するに、能力者本人に触れなければならないタイプか。

何にせよ、触れられるものがない今、確かめる事は出来ない。

中「あ、下が無いってのは嘘だぞ。重力操作で浮いてるだけだ」

A「余計な事しやがって馬鹿兄!!」

私の珍しいシンキングタイム、無駄だったんじゃねぇか!!

A「降ろせ降ろせ!!とっとと降ろせ!!」

中「るっせぇな!!今やるよ……」

す、と太宰さんが降り立つ。

特に何も起こらない。

続いて、私もドンと降り立つ。

……………。


作者よ、この効果音の違いは何だ。

体重の違いっつった瞬間殴り殺すぞ。


ん？て云うか待てよ。

何で太宰さんに重力操作通じてんの？

作「……………。」

ねぇ？

作「気にすんな気にしたら敗けだ何故ならこれは番外編……そう!!番外編なのだよ!!つまり何をやってもオッケー、のーぷろぶれむ!!ふっはっはっはっはー!!正義の為なら何でもオッケー!!田舎の母さん!!娘は今日も元気でーす!!はっはっはっはっは((」

少し寝てろ、100年位。








(作者注：ちゃんとした理由があります。安心して下さい)

あるある展開、ひゃっほーい!!←んなテンションじゃ無い→←復活!!番外編!!箱根旅行!!季節はまさかの夏!!

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