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Aside
兄様と別れた後､馬小屋に返そうと思い辺りを見回すとゾムさんがいらっしゃった
少し話をしていればこれから訓練所に戻るらしく､自分もこれから行くと伝えれば待っていると言う
リアの手綱を引き馬小屋に戻る。
｢また来るね｣と言い鍵を閉めて出てきた
ゾムさんは柱に寄りかかって待ってくださっていた。足長いですね
『お待たせ致しました､行きましょうか』
zm｢なあ､さっき少しだけ敬語崩れてたやろ。そこまで堅苦しくない敬語じゃなくなってたで｣
『っ申し訳ございません』
zm｢ちゃう、逆やって。俺らはお前と対等に話したいねん、確かに後輩かもしれんけど､部下かもしれんけど世間一般から見たら対等やねん。俺らも気にせぇへんし。タメとは言わんからさっきみたいに少し崩してくれや、な？｣
『ゾムさんはお見通しなんですね』
きっと心のどこかで気にしていた。
いくら幹部になったからと言っても後輩であることには変わりはないし、なんならトントンさんとゾムさんの部下として配属されている。
彼ら2人の部下ということは必然的にショッピくん以外の幹部の方の部下になる
そんなやつが彼らと対等に話していいものなのか。
少しずれるけど、あの日ショッピくんに先輩呼ばわりされたのは些か違和感を感じた､我々国の軍に入ったのは彼の方が先。つまり彼の後輩に位置するはずなのに
きっと彼らにこれ以上抗議しても揺るがない､私が折れるしかない
『…わかりました､ゾムさんの勝ちです。善処しますね』
zm｢ほんまに…？ありがとう､Aのことやから受けて貰えないかと思っとったわ｣
『…………この軍で、この場所で暮らすのですから､皆さんにも過ごしやすくして頂かないとですし』
言葉を選んだ
その選択が正しいのかはわからない
それでも今はこう答えるしかなかった
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ゆきみだいふく(プロフ) - 更新停止していますが応援してます！とても面白いです。頑張ってください！ (2021年4月4日 0時) (
レス) id: c9684e4af6 (このIDを非表示/違反報告)
千菜 - お話しがとても面白くて一気に読みましたこれからも応援しております！！ (2020年7月3日 0時) (レス) id: 36e14b459a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぎ | 作成日時：2019年12月14日 16時
