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鬱先生side
バルコニーから離れて街を歩いてたら女に囲まれた
一人一人相手するくらいならええんやけどここまで集まられると香水の匂いまざって変な匂いするし声が煩い
どうしようか悩んでたらAちゃんから連絡が入ってもうすぐ来るらしい、救世主かよ。
｢人酔いしそう｣と言えば､それ以外何も言わなくても人通りが少ないところ移動するかと聞いてくれる。ほんまかっこええ。
人を避けながらAに手を引かれ早足で歩く
所々走ったりなど､様々な道を通り大通りから離れた
ut｢足、大丈夫か？｣
『はい､慣れてますのでこの程度なら問題無いです』
ut｢ありがとうな､気遣ってくれて｣
『他人の心配しない人が何処にいるんですか？当たり前ですよ』
ut｢…俺が女の子だったら即惚れてたわ｣
本当にかっこいい､その一言に尽きる
『褒めても何も出ないですよ､このままここに居るとまた囲われかねないのでお城に戻りましょうか』
ut｢え､またあの通り行くん？｣
『ご心配なく､屋根の上から行きますので』
ut｢は？僕屋根の上歩けんよ？それにゾムみたいな事言わんで？｣
『俺が横抱きするのでご心配なさらず。さ、落ちないでくださいね』
ut｢っバカ！｣
本当に屋根の上を走って帰った
｢安全に行くために｣と言われAの下駄も持ってた。
つまりあの子は裸足で城下町の端の方から城まで屋根の上を走った、僕を抱えて
後でペ神にチクってやろ
かっこ良かったけど無茶はしたらあかんよって教えてやらんと
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ゆきみだいふく(プロフ) - 更新停止していますが応援してます！とても面白いです。頑張ってください！ (2021年4月4日 0時) (
レス) id: c9684e4af6 (このIDを非表示/違反報告)
千菜 - お話しがとても面白くて一気に読みましたこれからも応援しております！！ (2020年7月3日 0時) (レス) id: 36e14b459a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぎ | 作成日時：2019年12月14日 16時
