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ロボロside
Aがトントン達と来て､いつもよりかっこよかったから俺が1番に褒めようとした
｢かっいいな｣って
ショッピくんに先言われて､しかも仲良さそうに話すからつい声荒らげてしまって
ほんま、情けない
『兄様､どうですか？今日の呉服』
紙面を手で持ち上げ､しゃがんで目線を合わせてからこちらを見てくるA
rb｢え､あ…うん。すっごい似合ってるで、いつもよりかっこええな！｣
『んふ､ありがとうございます』
そう言って俺の頭を軽く撫でた後､元の姿勢に戻る
一拍置いた所でゾムを始めとしたみんなが質問をする
zm｢はえー､下駄やったっけ。履いてるん？｣
『はい、トントンさんに今日くらい好きな格好で居ろって言われたので』
sh｢トントンのくせにやるやんけ｣
tn｢うっさいな！普通の対応やろ！｣
em｢下駄って歩きずらくないんですか？｣
『ブーツや革靴よりは歩きずらいですよ､でもこの音が好きなんです』
この5日間警備強化やなんやでAと会えてへんくて、一番話したいのは俺なのに
rb｢っ､A！こっち、来て｣
『はい､どうされましたか？』
勢いに任せてみんなからちょっと離れたところに連れて来たけどどうしよう
なんて言えばいい？
俺とも話して？話せなくて寂しかった？
違う､そんなんじゃ嫌われる。
『兄様』
rb｢っなんや｣
『私も兄様とお話したかったです､連れてきてくださったんですね』
rb｢そ、う､なんか……俺もや、俺もAと話したかってん｣
Aが分からない
今の言葉が本心なのか、それとも俺のために言ってくれてるのか
わからない
rb｢あ､のさ、その…Aの呉服の帯、俺のと同じオレンジ色…なんやな｣
『はい、今日のために新調したんですよ。あ……』
rb｢ん？どうした？｣
『兄様の帯が解けそうに…失礼しますね』
そう言うと膝立ちになり俺の帯を丁寧に締め直してくれる
時々､苦しくないかとか色々聞いてくれた
そこらのメイドとか執事より多分丁寧やし…それに接しやすいし……
rb｢ありがとうな、助かった｣
『いえ､気にしないでください。当たり前の事なので』
rb｢ん、ほんまええ子やな。そろそろ戻ろうか､なんか言われるの嫌やし｣
『そうですね､戻りましょうか』
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ゆきみだいふく(プロフ) - 更新停止していますが応援してます！とても面白いです。頑張ってください！ (2021年4月4日 0時) (
レス) id: c9684e4af6 (このIDを非表示/違反報告)
千菜 - お話しがとても面白くて一気に読みましたこれからも応援しております！！ (2020年7月3日 0時) (レス) id: 36e14b459a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぎ | 作成日時：2019年12月14日 16時
