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Aside
zm｢なぁ、素手でええか？｣
『いいですよ、立てなくなった方が負けです』
zm｢そこまで厳しく行くか…ええやんええやん！グルッペン！本気出してええか！｣
gr｢別に構わんが…こちらに危害を加えるなよ｣
軽く準備運動をしてたらいつの間にか全員揃ってた
あ、ひとらんさん…最初の食事の時しかしっかり話してないしちゃんとお話しよう。
『あ…ゾムさん、私を殺さないでくださいね』
zm｢大事な仲間殺すかよ…もし俺がお前のこと殺したら俺も死ぬわ｣
『俺が後悔するのでやめてください』
仲間…か、ありがとう。
仲間として正々堂々と戦ってあげますよ、ゾムさんが本気って言ってるしこちらも本気出させてもらいますか
今回の手合せが俺たち2人の得意である短剣やナイフではなく素手な理由は多分
素手は最後の武器であるため最強で無ければならない､自己防衛をする最後の手段。
いくら剣術や銃撃が誰にも劣らないとしても､その武器を取られてしまえばただの軍人。
剣術のトップからただの軍人に成り下がる。
ただしそこで素手で戦えたらどうだろうか？
たとえ武道のトップでなくても少しは戦えるかもしれない、援軍が来るまでの時間稼ぎになるかもしれない。
そうやって可能性は生まれていく。だから、上層部の軍人はみな武道に長けている。
決して得意ではない人ももちろん居るであろう。それでも一般市民、下級兵よりは戦える。
簡単に説明すると、武器を使うよりもその人の実力がわかりやすい…って所かな？
俺もあまり深くは考えた事ないから詳しくはわからない
sy｢それじゃあ…開始！｣
どう考えてもゾムさんはスピードが早い。
このまま突っ込んで先制を取れるはずが無いため距離をとる
zm｢まさか逃げるだけちゃうよな？｣
『当たり前じゃないですか、勝てないですし。なんならゾムさんのこと気絶させたりますよ』
zm｢軍最強と謳われる俺にそんなことできるかな｣
ゾムさんが走ってくる。
刹那、全てがスローモーションに見える
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ゆきみだいふく(プロフ) - 更新停止していますが応援してます！とても面白いです。頑張ってください！ (2021年4月4日 0時) (
レス) id: c9684e4af6 (このIDを非表示/違反報告)
千菜 - お話しがとても面白くて一気に読みましたこれからも応援しております！！ (2020年7月3日 0時) (レス) id: 36e14b459a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぎ | 作成日時：2019年12月14日 16時
