検索窓
今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:899 hit

30日目 ページ32

「そう・・・か。だが、Aちゃんが元気になる可能性はないのか?」

我に返った近藤さんが尋ねる。

「あるにはあるけど、ゼロに近いから期待してないの。」「俺が見つける。」

「とーしろ!?駄目だよそれは定々公に逆らうことになるんだよ!?新選組が無くなっちゃうよ」

「一度決めたことは、曲げたら、魂が折れるんだろ?俺は侍だ。なんとか方法を見つけてみせる。」

「っっ」

真っ直ぐな瞳が俺を見抜く。
前に自分は汚れていると言っていたが、そうは見えない。

むしろ沢山の人を斬 ってきた俺より綺麗だ。







「すいやせん」

ずっと俯いていた総悟が立ち上がり、部屋を出ていった。


「総悟?」

「どうした?あいつ」

急だったため、ぽかんとする一同。

「あぁ。きっとAちゃんが長くないって聞いて、ミツバさんのこと思い出したんだろ。もうすぐ命日だしなぁ」

「ミツバさん?」

「総悟の姉だよ。綺麗で、お淑やかな人だったんだけど病気でね・・・総悟のたった1人の家族だったからなぁミツバさんは・・・」


ミツバ



あいつが死 んでしばらくたつが、まだそこまで心が整理されてないんだろう。

俺は墓前であいつの分まで生きると誓った。

これも曲げるつもりはねぇ


「近藤さん、私も失礼します。」



「「え?」」


スパン!と襖を開け放ち、Aはスタスタ出て行っちまった。

「トシィAちゃんどうしたんだ?」


「いや・・・知らねぇよ。」







何もやらかさない・・・よな?


更新遅れて、ゴメンナサイ!!

31日目→←29日目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 土方
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さくら | 作成日時:2019年9月29日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。