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「花子が、今でも私を好きだと?」

「だからこそのあの日じゃないの?」

じゃなきゃ今更昔の答えなんて求めないでしょ?
星の瞬く紺色が染め上げた空の下で。
ヤコは何があったのか知っていたのか。
…いやいやいやそれはそれとして

「知ってたの!!?」

「あたしが一番良いところ見逃すとでも?」

ふふんとドヤ顔を決めるヤコ。
横の私は あぁぁああああ… と呻き、頭を抱える。

ていうか花子七不思議のリーダーなら気付いてたよな??
絶対あいつの事だからこういう時一番周り気にするのあいつだし?
やっぱり〆なきゃいけないなあのエロガキぃ…
禁断のコブラツイストが許されるのではないだろうか…?
でもあれ中々痛いし…んー私優しすぎでは…?

「あぁそういえば」

悶々と俯いて考えていると、
ふと何かを思い出したらしい彼女が言う。

「七番の助手の娘、七番に好意なんてあったかしら」

「………おん??」

「だって、聞く限り初の告白に騒いでるだけでしょう?」

「……………」

「年頃の小娘にはよくある…A??」

「バンジー行ってくる」

「分かった、早まらないで?」

「穴があったらと思ったけどないから掘ってくる」

「待て待て待て待て」

「let's!バンジィーーーーー!!」

「きゃぁぁぁぁああああああぁぁあああああああ!!!」






































「Aー?」

「普、唐突だが〆られてくれ」

「何故??」

「3、2、1、」

「嫌ぁああああああああああああああああああああああああああああああああああ

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さくら(プロフ) - 月ヶ瀬@猫さん» 秀麗だなんてそんなとんでもない…ありがとうございます!今後も頑張っていきますので、今作をどうぞよろしくお願いします! (2020年2月28日 7時) (レス) id: f3613561c3 (このIDを非表示/違反報告)
月ヶ瀬@猫 - さくらさん» すごく秀麗な文章に圧倒されました……もう私語彙力無さすぎ……これからも更新頑張って下さい! (2020年2月28日 0時) (レス) id: 579741ae87 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - さくらみるくさん» いえいえお気になさらず!美しいだなんてもったいないお言葉ありがとうございます!冒頭の日常を切り取った文章はまさに『美しい』を目指して書いていたので、そう言っていただけると嬉しいです!そのお言葉で明日からも更新頑張ります (2020年2月26日 21時) (レス) id: f3613561c3 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - 夜分遅くにすみません、さくらみるくです!!もう毎度のごとく美しい文章...そして可愛い夢主ちゃん...全てが私の好みです...。これからも応援してます!更新頑張って下さい〜! (2020年2月26日 21時) (レス) id: babdecb30b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくら x他1人 | 作成日時:2020年2月11日 22時

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