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あんずside



けれど凛月くんは、心配はいらないというように微笑んで話す。


「おじさんは呼ばれ方を手放したくないんだよ。

呼ばれ方ママとおじさんが離婚することになったら、呼ばれ方は絶対呼ばれ方ママを選ぶ。親権は呼ばれ方ママにいって、おじさんは才能に溢れた我が子を手放さなきゃいけなくなる。

下手なことして離婚に追い込まれたら、困るのはおじさんだからねぇ……。」


流石頭の回転が速い凛月くんだと思った。私は自分たちだけでどうしたらいいのかという風にしか考えれてなかった。


「……すごいね凛月くん………。」


「まあ、追い返せないだけで、うまく説得できるかはわかんないけど……。」

「…そんなに不安そうな顔するなよ凛月。あなたの名前が親父さんの言うことおとなしく聞くわけない、っておまえがいったんだぞ。」


「………そうだねぇ。」

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雪月詠 - 今までありがとうございました! (2022年7月22日 18時) (レス) @page50 id: ec1ca7135a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪月詠 | 作成日時:2022年5月2日 23時

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