4話 ページ5
『えー、影山クンには中等部の二年A組に入ってもらいます。それでは解散っ！』
クラスに戻ってきた俺達は今、休み時間をすごしている。
まあ、休み時間といっても形だけのもので、ごく一部の余裕のある者同士だけが話をするぐらいでそれ以外の者は必要最低限の休息だけ取ると、ひたすら勉強しているのだが。
｢しかし、あの転入生がこの帝国に、それもA組に入れるなんて…｣
不服そうな声を上げたのはクラスメイトでありサッカー部員の辺見渡だ。
こいつの家は相当な名家で、幼い頃から色々と厳しく教え込まれ、実力主義者の家族にかこまれて育ったらしい。
そのためか辺見自身もかなりの実力主義者で、学年首席でサッカー部キャプテンの鬼道に対し、同い年にも関わらず敬語を使っているほどだ。(最も、カリスマ的存在の鬼道に対し、敬語を使うほど尊敬している同級生は他にも少なくないが。)
そんな辺見がおそらく俺達の中で一番彼女に対して不満を持っていることだろう。
｢まあ、そう反発するな。もしかすると彼女は相当な実力者かもしれん｣
そんな辺見を鬼道がたしなめる。
ちなみに、サッカー部の中で試合に出ることができるいわゆる一軍メンバーは、一人の例外をのぞいて全員A組でありさっき話した"ごく一部"に含まれている。
｢そーそー。ま、オレはどっちにしたってあのセンパイ、アリだと思うけどな〜｣
突然、ドアの方から声がして振り返ると、そこにはサッカー部一軍メンバーの"ただ一人の例外"がいた。
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雷暗(プロフ) - 佐久間 凛さん» そんな風に言っていただけて本当に嬉しいです！！ありがとうございます(^^)今年は受験生のためあまり更新できないかもしれないですが、頑張ります！！お返事ものすごく遅くなってしまい、すみません> < (2018年6月17日 21時) (
レス) id: 7abb023d07 (このIDを非表示/違反報告)
佐久間 凛 - このお話好きです！遅くなってもいいから更新してほしいです！頑張って下さい！応援しています！ (2018年4月28日 14時) (レス) id: ea485f4be1 (このIDを非表示/違反報告)
雷暗(プロフ) - あべかわもちさん» お返事遅くなってすみません！応援ありがとうございます！はい、では、早速読みにいかせていただきますね！ (2017年8月14日 14時) (レス) id: 7abb023d07 (このIDを非表示/違反報告)
あべかわもち(プロフ) - すごく面白いです！これからも応援してます！もし宜しければ、私の作品にコメントをいただけませんか？ (2017年8月6日 16時) (レス) id: 7761ff91c5 (このIDを非表示/違反報告)
不鬼+273(プロフ) - ばれていましたかwはい!!273は綱海にーにです!!にーにも好きなんですよ(笑)キャストに、よっちん(吉野裕行)の名前が無かったので諦めていましたが、『きどう』っていう発言があって少し安心しました(笑)いえいえ、返信ありがとうございます(^^*) (2016年8月23日 23時) (レス) id: abe0909135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雷暗 | 作成日時：2016年3月30日 0時
