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Aside
ひろちゃんが出ていったあと直ぐに堪えてた涙が再度出てきてどうしようもないなあ、私 なんて思ってたらまた悲しくなって溢れてく涙 。
なんで私はこうなのかなあなんて思ってると勢いよく開く扉
顔はあげないけど抱きしめられた体温と匂いと感覚で分かる 。
『こ、さく…せんせ、？』
涙で濡れた目で相手を見て掠れた声で名前を呼べば強く抱きしめられ
大丈夫だと言うように私の頭を撫でてくるもんだから
思わず安心して微笑みを零すと唇には暖かい感触
ねえ、、ここ病院だよ？なんて言える訳もなく
そっと口付け返した 。
わたしね
あなたの隣にいるだけで幸せだよ？
いつか言えるといいな 、 あなたの隣に死ぬまで居たいって
いや、絶対言わせてやるもんね
俺の隣に死ぬまでいて欲しいって
こんなめんどくさい私と付き合った耕作がわるいんだから。
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作者名：朔 | 作成日時：2023年8月27日 18時
