花のちる前に (ページ33)

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31話ページ33

学校に着きクラスの扉を開ける

クラスメイトは私の姿を見るなり驚いた表情を浮かべていた

自分の席に目を向ける

(ころんくんの席がない)

ころんくんの席は私の隣り

けど私の隣には机が置かれていなかった

私はその意味を理解する事が出来なかった

朝礼が終わり

先生にころんくんのことを聞いた

「遠くへ転校した」

先生は確かにそう言ったのだ

私はそんな事聞いていない

何も言わずにいなくなることがある？

私もしかしてころんくんに嫌われた？

私はどうしたらいい

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放課後私は急いで帰る支度をした

色々な気持ちが混ざって今にも溢れそうだった

早く帰って気持ちを落ち着かせよう

教室を出ようとした時、突然声をかけられた

な「Aさん、ちょっと話あるんだけど大丈夫？」

『ななもり先輩､､､』

今話があるのならばころんくんについての話かもしれない、そう思い思い私は先輩の後を追った

な「ごめんね。出来るだけ落ち着いて話がしたかったから､､､」

いつものような優しい笑顔

だけど何処かいつもと違って動揺しているように思えた

『先輩､､､話って何ですか？』

まるでスローモーションになったかのようにゆっくりと流れる時間

しばらく目を伏せ黙っていた先輩が口を開いた

な「Aさんには話しておこうと思って。ころんの事」

な「ころんは､､､_________________ 」

私はその場に立ちすくむ事しか出来なかった

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更新遅くなりすみません

書いていたデータが全て消えて灰になっていました､､､

また、数日後に進級に関わるテストが立て続けにありますので次の更新は今回より遅くなると思います

また、沢山のお気に入り登録ありがとうございます！

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