花のちる前に

28話 ページ30

あれから、色々な治療をうけた。

勿論病気が治る訳ではない。

進行を遅らせるだけだ。

そんな中彼は相変わらず会いに来てくれる。

今日も楽しい話を沢山してくれた。

ｺﾝｺﾝ

誰かがノックした

(ころんくんはもう帰ったしだれだろう)

『どうぞ....』



『....ななもり..先輩....?』

予想外の来客に驚いてしまう

ななもり先輩は学校の生徒会長だ。

人と関わりを持たない私でも彼の存在は勿論知っている。

そして何より、ころんくんと仲良い。

な「Aさんだよね？俺は3年のななもり。ころんとはシェアハウスで一緒に住んでるんだ。だから君の事は知ってる。ちょっと話したい事があって来たんだ。大丈夫かな？」

戸惑いながらも私は首を縦に振った

な「君は、ころんの事好き？」

予想していなかった質問だ

『友達として、、好きです。』

な「そっか、、、、これは俺の勝手な独り言と思って聞いてね。俺、好きな人がいたんだ。笑顔が可愛くて、いつも元気で。ある日彼女に相談されたんだ、好きな人がいるって。俺は応援したんだ、大丈夫って。結局俺の気持ちは伝えれなかった。今でも後悔してる。だから、後悔して欲しくない。ころんにも、Aさんにも」

な「たとえ叶わない恋でも、自分の思う結果じゃなくても。伝えておくべきだよ。..........あと、自分の命諦めないで。それじゃぁごめんね？ころんとこれからも仲良くしてね」

そう言ってななもり先輩は帰って行った

『....後悔しないように』

ななもり先輩の言われた事をもう一度考える

『もう少し頑張ってみようかな....

ころんくんと少しでも長く過ごせるように』

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どうもお久しぶりです！

一応最後までのお話は自分の頭の中ではできています。(頭の中ではね.....)

もう少しで最終回かな？

自分の中では後2話分くらいになると予想しています。

できるだけ早く仕上げますね。

と言ってもあまり更新早くないと思いますので期待しないでくださいねw

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