甘 アブ 子犬とツンデレ ページ11
※学パロ注意
『…キーホルダー返して』
フ1「え?質問に答えてよ」
『大事な、私の好きな人から貰ったキーホルダーなの。』
フ2「何、他に好きな人がいるってこと…?」
フ3「そんなの…アブくんが…!」
アブだよ、アブが好きだけど、きっとこれはかなわないから!
せめて返してよ!
ガチャ…
「はーいそこまででーす」
屋上のドアが開かれた。
…アブだった。
ア「皆俺のためなのかな?だったら嬉しいけど、ここまで強引なのはよくないよねー、
まあ手は出すつもりなかっただろうし、
あとでAに謝っておくのと、俺たちを祝福してくれればそれでいいや。」
バン、とドアが全開になって壁にぶつかる音。
ア「これからは俺らのお楽しみタイムだから」
ファンの人たちはどれだけ洗脳されているのか、
3人ともササッと出て行った。
ドアを閉めるアブ。
え、なんかこれやばくない?
『なんでここが…?』
ア「帰りにAのこと校門の近くで待ってたら、Aが連れて行かれてたから、後つけてきちゃった☆」
『…ストーカーもたまにはいいことがあるってことか…』
ア「うーん、ストーカーなのかな?
本当に気持ちは、」
アブが近づいてくる。
「俺からの一方通行?」
後ろの鉄柵にまで追いやられ、いわゆる壁ドンの状態になってしまった。
『…っ』
ア「俺は本気だよ?
もう一度しか言わないし、もし俺のこと本気で嫌がってるなら、俺はもうこれ以上Aにつきまとわない」
だから、Aの気持ちを聞かせて?
…そんなの。
『…好きだよ』
いうなり、アブが抱きしめてきた。
『ちょ、アブ…っ、苦し、』
ア「俺も大好き」
『…調子のんないでよね!』
私はそう言って、アブの背中に手を回した。
ーーーーー
帰り道。
ア「まあ、わかってたんだけどねー」
『え?』
ア「キーホルダー、あげたの俺だもんね?♪」
『は!?え、聞いてたの!?
じゃあなんでっ…!』
ア「いやー、Aに好きって言わせたかったし、意地悪したくなっちゃって(笑)」
『…鬼畜ドS変態』
ア「だいじょーぶ!そんな俺と付き合っちゃう超可愛いツンデレもいるわけだし!
好きな子にはちゃんと優しいよ?」
そう言ってにっこりするアブ。
このイケメンには、かないそうもない…。
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桜餅(プロフ) - ちょこくまさん» コメントありがとうございます! 私なんぞの文でもキュンキュンして頂けるとは…!頑張ります(*゚v゚*)! 小悪魔(略)は私も書いていて楽しいので、嬉しい限りです笑 不定期更新ですが、どうかこれからもよろしくお願い致します( º_º )! (2015年1月11日 20時) (レス) id: 351ecf7d5a (このIDを非表示/違反報告)
ちょこくま - 小悪魔注意報をはじめ、全てのお話に惚れてしまってます!!桜餅さんの文めっちゃ好きです!更新大変かと思いますが、頑張ってください∩^ω^∩応援してます。いつもキュンキュンさせていただいて感謝です (2015年1月10日 23時) (レス) id: f370170581 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - 華憐♪*さん» そんな…!1番とか恐れ多いです…!ありがとうございます泣 期待を裏切ることのないよう、頑張ります! リクエスト待ってます♪ (2015年1月5日 19時) (レス) id: 351ecf7d5a (このIDを非表示/違反報告)
華憐♪* - 小説ありがとうございました!FBめっちゃカッコ良かった…//またリクエストする時はよろしくお願いします!私が一番好きな短編集です!これからも頑張ってください!!! (2015年1月3日 18時) (レス) id: 508c28bb0e (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - 華憐♪*さん» あけましておめでとうございます♪ たまーにどころか半分くらい肉食になりました、ごめんなさい! そして学パロ活かせず…すみません、修行してきます。 リクエスト本当にありがとうございました! またぜひお声かけください(*゚v゚*) (2015年1月3日 10時) (レス) id: 351ecf7d5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜餅 | 作成日時:2014年8月31日 22時