【短編集】立ち話。【実況者】

甘 A/E ツンデレ4side vol.2 ページ2

【ツンデレ彼女に好きと言ってほしい、言わせたい】


CASE＊あろま

あ「なぁA、好きなんだけど」

『！？// あ、あろまが…珍しい…』

あ「俺はいつも素直だろーがよ。
てか、こういうときは私も好きって返せや」

『やだよ！//』

あ「まあいーけど…俺が久々に言ったのに、そういう可愛くないこと言う奴はもう知らないからな。」

『へっ…』

あ「ストレス発散しにFBのとこ行ってくるわ。」

『え、待ってよ！』

久しぶりに会えたのに！！

あ「…何か言うことがあるんじゃねーの？(ニヤニヤ)」

『っ…//
じゃ、じゃあ私がFBくんのとこ先に行っちゃうもんね！！』

あ「…へー、俺よりアイツに会いたいってか？
俺はこんなに好きっつってんのに、Aはそうでもないみてぇだなぁ。
残念だなー(棒気味)」

『…違っ、そうじゃないしっ！』

あ「じゃあどういうことよ？(黒笑)」

私は玄関まで来たが歩みを止めて、ヒソッと呟いた。

『好き』

あ「…聞こえねえよ、もっかい言ってみ？」

いつあろまが玄関まで来ていたのか、気づかない間に腕を掴まれて壁に追いやられた。

『…好き』

私はかろうじて顔だけ背けて言った。

あ「俺もだよ。」

あろまはそういうと、私の顎をもって正面を向かせ、額にキスをした。



ーーーーーー



CASE＊えおえお


え「A、好き」

『え？いきなりどうしたの//？」

え「Aは？」

『言わなくてもわかってるでしょ』

え「えー…
俺今Aに好きって言って欲しいんだよなぁ」

『心の声ダダ漏れだよ、えおえお。』

え「A可愛い、…可愛い」

『いや、ちょ、何言ってるの！？やめて//』

え「…。俺より雑誌に夢中なのが気に食わねえ」

『えー…雑誌面白いんだもん』

えおえおにはいつも夢中なのに、と心の内で呟く。

え「…A」

私が目の前にいるえおえおに目をむけると、
雑誌を取られた。

え「はい、没収ー」

『えー！！』

え「返してほしかったら好きって言ってみ？」

『…。』

え「！カバーでわからなかったけど、これ…
俺らのロマンアルバムかw」

『か、返してっ汗』

え「本物が目の前いるのにこんなの読むのは許せねえべ。あ、それとも俺以外を見てたのか？」

『ち、違うよ！！私は…っ』

え「私は？(ニヤリ)」

『…えおえおしか見えてないよ』

え「…はぁ…可愛い。好き。」

『…っ、私も、好き』

そう言うと、えおえおはちょっと照れながら、頭をぽんぽんしてくれた。

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