【Ｒ１８】吉良とキラの恋愛条件と事実について二巻 (ページ15)

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彼の気分についてページ15

ドンッ！！という音と共に肩と背中に鈍い痛みが走った。そしてつけっぱなしたシャワーの湯が私に掛かるはずは無い。

承太郎が風呂場で私に尋問しているからだ。

顔スレスレの目の前で……それも服を着たまま。

そう、シャワーの湯は全て承太郎にバシャバシャと掛かっている。

白かったコートがみるみるうちに濡れ、透明度を増していく中で私は承太郎の目を見る事しか出来なかった。

承太郎「…………どうやらしちまった様だな、吉良と。」

「……………………ぁ、ゃ……ぅ」

声が掠れる。冷や汗が出る。涙が溜まってきた……次は……次は何をされる？！想像しただけでずる、ずる……とへたりこんでしまった。

承太郎が座って目線を合わせる。顔はシャワーの湯を浴びて滴っていた…確認すると目がドス黒くない

承太郎「…………なあ」

そう言いながら、首筋に唇を這わされる。

「っひ………………」

承太郎「そんなに、怖ぇか？」

また耳元で優しい声がする。くちゅっ……とナカに、指が挿入ってくる

「あ、や、やだ……ん、あぅッ……やめ、て……」

ゆっくりと、ゆっくりと優しく…吉良さんと過ごした時間の証が掻き出されようとする……

ぐち……にゅぷ、くぷっ……

「そ……んな、あぁ……や、やめ……て」

ごぷり。全部、排水口に流れて行く。

「やだっ、て……いったのにぃ……」

承太郎「…………ん、好きだ……」

びしょ濡れになりながら、相変わらず人の話も聞かずキスを求めてくる。

「はっ……ぅう…………っう、ぐ」

喉の奥に押し込まれるカプセルの感触。キスをしている間にオブラートの皮がじわじわと溶けて、とろ……と中身が流れる。

甘い液体を喉が通り、身体はもう既に変化し始めていた。

「ん……っン！？う、〜〜〜〜〜〜〜ッ！？」

身体中が性感帯になったような、前のやつとは比べ物にならないくらいの……空気が触れるだけで、水滴に当たるだけで反応してしまう。

無論キスだってそうだ。

「っあ、んん！？ンッ……や、________ッ！！！！」

手まで丁寧に握られ、もう意識が飛びそうな勢いで快感が襲ってくる。

「ぁぐ、んんんっ！？んっ…………〜〜〜ッ」

ちゅぱっ……とわざわざ音を立てて承太郎が口を離す。私を真っ直ぐに見据え、

「……………………どう、したい？」

そう言った。

「ん……ふ、ぁ……」

承太郎「ヤバいんじゃあねえのか？」

助けて、お願いだから。その言葉を初めて嫌いな相手に吐いた。