【Ｒ１８】吉良とキラの恋愛条件と事実について二巻 (ページ13)

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彼らの愛についてページ13

吉良さんが、本気だ。その証拠に耳元で小さく「フーッ…フーッ……」と獣が興奮した様な息が聞こえる。

何も無い様に装っていても欲求まみれなんだ、この人は……そう思うと尚更吉良さんが愛おしい。

蒼い目、金髪、白い肌。どれも日本人には無いような美しさ……に私は惹かれてしまったんだろうか？

快楽に身を任せながらゆらゆらと考えていると、また激しく突かれて頭が真っ白に塗り替えられる。

「あっ！？っんあぁ！？あぅッ……ッえ？」

ぐるりと世界が一回転した。

最初は状況が読み込めなかったが、吉良さんの身体の熱を背後から感じて体位がバックへと変わったのを察した。

「ぅあ…………や、ああぁあ？！ッんンぁ！」

「ふふ、これ、なら……君を、思いっきり突けるし…僕の大好きな君の手を……好きなだけ眺めていられる……ッな！」

最早突かれるリズムさえ予想できず、ただただ喘いで、愛しいと感じ、喜びに浸る。

両者ともとても異常な、危険な危険な、楽しい恋_______________。

「ほら、一緒に……ン、イけるね？」

コクコクと赤べこみたいに頷き、手が絡み付く様に重なる。ずんッ！！！と力一杯欲望がナカに入り込む。

勢い良く熱いものが流れ込み、最早嬌声さえも出ない。

「ぁ、ぐッ…………〜〜〜〜〜〜ッ！？」

ガクガクと身体が震え、本当の絶頂を感じた。

「ッ……はは、まだ出てる……ホント……ッ嗚呼、君が大好きだよ……」

「あ、ぁぁ……っんん……ぅあ…………」

余韻でだくだくと今までの承太郎からの恥辱を塗り替える様に、注ぎ込まれる熱を受け止めながら、「大好きです」と伝えたいけれど頭は相変わらず真っ白のままだった。

ずるりと抜かれ、思わずごぷ……と後孔から液が溢れ出る。

快感の余韻が抜けない内にまた世界が一回転し、自分のモノがまだ勃っていた事に驚いた。

「ん……後ろだけでイッたのかい？もしかして」

「た、たぶん……？や、なッ……きらさん！？んぁあ！？」

先端をぐりっと指先で押され、くちくちと音が出る程に我慢汁が滲み出る。

「口でしてあげるよ。キラークイーンがしたみたいにね……」

根元までずっぽりと飲み込まれて上下に動かされるとすぐに限界がきて吉良さんの顔を汚してしまった。

「……ッあ、顔に…かかっちゃいました、ね……」

「別に……大丈夫だよ。嫌いな奴ならまた話は違ってくるけどね……ところで」

するかい？もう一度……

と言われて断る術は無いと思った。