【Ｒ１８】吉良とキラの恋愛条件と事実について二巻 (ページ11)

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彼の欲望についてページ11

「あ、あ、っふ……ん、んんぅ……」

身体が、止まらない。

何度陰茎を擦っても、何度後孔を指で慰めても……前も後ろも熱を持ったままで、何故か周囲に充満する甘ったるい匂い。

腹の中がずっと疼いたままでもどかしい……今朝から私は布団に入ったままだった。

「はーっ……はーっ……ん、ぅ……！」

何度目の絶頂だろうか？……考えたくもない。

ウィーン……コツ、コツ、コツ……

誰かが入ってきたけれど気にする余裕さえ無かった。

ばさ、と布団がめくられて上を見ると、驚いた様子の吉良さんが立っていた。

「ッきらさ、なん、で…………？」

「キツいだろうね……鬼羅君。君が飲んだ薬はフェロモンが多量に分泌される薬で、嗅いだら発情してしまうんだ。君があんまりにもキツそうだからって財団のヤツが私を承太郎の代わりにあてがう事になったんだよ。」

「……ありがとうございます。好きです、吉良さん」

「はは、何だい唐突に……当たり前の事を」

そう言いながら吉良さんはもう既に猫のような光る目をしていた。

「僕は今から一切我慢できないよ……良いね？」

コクコクと頷く事しか出来ない……嗚呼、早く来て欲しい。もうじれったいのは嫌だ。

吉良さんと離れるのも……嫌だ！！

首に噛みつき、跡を沢山残されていく。その度に声が出る。

「ん、んぅ……う、は、ぁ……」

「可哀想に……承太郎に、ン、ヤられたんだね」

「ぁ……ごめんなさい、ごめんなさいぃ……」

君が謝る必要は無いよ。そう言ってグリグリと胸を刺激され、無意識に声が出る。

「ひぁ！？ん、っ……やっ……んあぁ！！」

手がピタリと止んだので荒く息をしながら吉良さんを見る。ゴクリと音が聞こえて、吉良さんの喉仏が動いた。

初めて見る余裕の無い吉良さんの顔……ケーキを目の前にした子供の様だった…大人なのに。

乳首をじっとりと舐められて骨の髄がゾワゾワした。舐めながら徐々に噛んでくる歯が優しくて、ソレにも反応してしまう。

「あんっ……あぅあ！？ゃ、ひぅ……きらさ、あ」

吉良さんは無言で後孔に手を伸ばす。本当に、余裕が無い……私も、吉良さんも。

ぐちゅ……ちゅく、ちゅくっ

後孔らしからぬ水音が響いた。薬の副作用らしく、愛液の様なものが出ていた。

「あ？！あ、あ、あ、ぐぅ……」

「我慢しないで……ホラ、当てようか？君のイイ場所」

「やぁあ！？ひぅ、ああぁ……あ？！」

大好きな人に遊ばれて、もう全てが気持ちよくなった。