９話 ページ10
・
背中にふわふわした感覚＿＿＿。
自室のベットではないことが確かだ。
『…ここ…は。』
目が覚めると見慣れない部屋に見慣れない女の人がいた
「やっと目が覚めたかい、体調は？
どこが悪いところはないかい。」
『あ、…大丈夫です。』
「そうかい、じゃあ太宰読んでやるから少し待ってなァ。」
"太宰" その言葉を聞いて安心した。
良かった、太宰さんは助けてくれたんだ。
暫くしてからドアが開いて太宰さんが出てきた。
「やぁ、Aちゃん久しいね。」
『太宰さん＿＿＿＿！』
勢いで太宰さんは抱きしめてくれた。
暖かくて
新しい服をもらった時よりも
中也さんに頭を撫でてもらった時よりも
ずっと嬉しくて
私も背中に手を回した。
「よく逃げ出してきたね。
＿＿＿＿頑張ったねAちゃん。
もう１８歳か…綺麗になったねAちゃん。」
『太宰さん…、助けて下さい。
ポートマフィアに戻ったらきっと…もう外に出れない…！
ずっと閉じ込められる…だから…！』
「うん、助けるよ。」
慌てて言葉の羅列がおかしい私の話をちゃんと聞いてくれた
そして、落ち着かせるように背中を摩ってくれた。
「大丈夫、武装探偵社のみんなちゃんと協力してくれるから…ね。」
ぐっと、鼻と鼻がぶつかるぐらいの距離まで詰め寄られ、羞恥心が襲った
『は、恥ずかしいです…！
もう大丈夫ですから！』
「ふふっ、恥ずかしがるAちゃんの顔初めて見たなぁ…。
そんな顔されても逆効果だからね。」
ニコッ、と効果音が付くような笑顔で私から離れた。
「じゃあ、みんなに挨拶しに行こう。」
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にろりん - 遅くなり申し訳ございません。改めて完結おめでとうございます！毎回楽しみに読ましてもらいました。新作も見ます！絶対！！ (2017年5月4日 20時) (
レス) id: 3b726ac26d (このIDを非表示/違反報告)
松木小春(プロフ) - 完結おめでとうございます！森さん落ち楽しみです！ (2017年5月2日 23時) (レス) id: e4578cb5fe (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - 完結おめでとうございます！新作楽しみにさせてもらってます！！ (2017年5月2日 22時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
初恋抹茶(プロフ) - 沙羅さん» ありがとうございます！新作の方は森さん落ちにしようと思うのでよろしくお願いします！ (2017年5月2日 20時) (レス) id: 8f432b42ce (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - お疲れ様です！！そして完結おめでとうございます！最後は納得の終わり方でした……泣きました(^^; 新作、お待ちしております(o^^o) (2017年5月2日 20時) (レス) id: b15e900c6b (このIDを非表示/違反報告)
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