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日和 Side

ホテルに泊まる予定のことを伝えたら僕んちに来て!というAからのおねがいで泊まることに。そうなると思ってホテルはとってなかったんだけどね笑


Aの家に向かっている途中、大学の話になった。

「Aは大会であんな記録も出したんだし推薦、いっぱい来てるんじゃない?」

貴「まぁ来てるには来てるけど…まだ決めてない。日和たちと同じとこならどこでもいいよ。」

郁「僕たち霜狼学院へ行く予定なんだ。Aも来る?」

貴「あ、そこなら推薦来てたな…行く!!」

そんなこんなで僕たちの進路は決まり、Aの家に着いた。


郁・僕「「おじゃまします」」

貴「どーぞー」

ほんとなんもない部屋だな。アメリカの時と変わってない。

いつ本題に入ろうかな。



A Side

ご飯も食べ終え落ち着いた頃、僕はいつ話しをしようか迷っていた。
その話とはもちろん宗介のこと。僕が今も生きているのはこの二人はもちろん、宗介がいたからだ。
でも、宗介は鮫柄へ行った。その事を、ちゃんと話さなければならない。
…ふぅ。よし。

「あ、あのさ、二人とも、話があるんだけど…」

郁「どうしたの、そんなに改まって」

日「なに?」

「あの…宗介が、ね。鮫柄に行ったの。最後くらい凛と泳ぎたいって。お前を見捨てたわけじゃない、って言ってくれたんだけどね…。
なんで、みんな凛を選ぶんだろう。遙も、真琴も、宗介も。みんな僕の方が長く一緒にいたのに。僕だってみんなのこと大好きなのに。僕より凛を選ぶんだ。僕を一人に、独りにするんだ。…最近ね、水がこっちを見てくれないんだ。水にも見放されたら、僕生きてる意味なんてないよ…助けて、怖い、ひとりにしないで、いっくん、ひーくん…」




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さく(プロフ) - はるかぜ。さん» ありがとうございます! (2022年1月27日 23時) (レス) id: 3f7d8ab273 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ。(プロフ) - 読みやすくて、どんどん読めました。更新されていて嬉しいです!続きも楽しみにしてます! (2022年1月27日 21時) (レス) @page10 id: 164040e2af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さく | 作成日時:2022年1月26日 22時

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