事務所の扉 ページ5
「あぁ、いらっしゃい
ようこそEXO探偵事務所へ
僕が貴女のための名探偵キム・ジュンミョンです」
「は、はぁ……」
……なんでお兄ちゃんがいるの
本当に何が起こるかわからないな
「どうぞ、座ってください
貴女は幸運なお方ですね
この名探偵キム・ジュンミョンにかかれば
どんな難事件でもたちどころに解決してみせます
それで、今回はどうしました？事件の依頼ですか？」
一様合わせとくか
「はい」
「ほぉ、では早速依頼内容を……
いや、このまま聞いては面白みがかけますね
この僕が、貴女の依頼を推理いたしましょう」
何かじろじろ見られるな……
よく見ると自分の兄だけど、かっこいいよね
「綺麗なお顔ですが
少しお疲れのようですね
夜ふかしでもされましたか
どうやら、眠れなくなるほど悩ましい事件が起きたようですね
では次に、その事件に貴女がどのように関わっているのか推理して見せましょう
おっと、そういえばまだお名前をお伺いしていませんでした
僕としたことが……」
いや、私の名前知ってるでしょ
「こちらの紙にお名前を書けたら教えてください
もし、書き損じてしまったらページをめくって書いてください」
まさか、兄に名前を教える日が来るとは
ん？何か書いてある
「どうしました、ショックで書けませんか？」
「いえ、大丈夫です」
とりあえずポケットに入れておこう
「書けました」
「あぁ、どうも
おや、字が震えていますね
余程辛い目に合われた、どうやら貴女は事件の被害者らしい
と、いうことは…………読めました
貴女が依頼したい事件とはズバリ
周りの人居なくなり事件
貴女は、とても仲のよい人たちがいなくなってしまって
苦しみから逃れるために
この館…………いや、この事務所に来たということですね」
確かに、お兄ちゃんもギョンスも幼馴染のタオ
それに他の皆だって居なくなってしまった
「でも、なぜそれを？」
「お忘れですか？
僕は貴女のための名探偵キム・ジュンミョンですよ」
あ、涙が……
お兄ちゃん困った顔してるよ
「では、この依頼お受けいたしましょう
……何、心配しないで
僕が………」
電話だ
「失礼します
うん、うん、え！
今行きます！」
行っちゃった
でも、また会えるかも……？
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椎名蜥蜴（ｖ）(プロフ) - <お気に入り登録二十一人、ニ十人突破です。……ありがとう。僕、君がヒョンに見つからないように頑張るよ> (2017年7月24日 16時) (
レス) id: 21e1d707ea (このIDを非表示/違反報告)
椎名蜥蜴（ｖ）(プロフ) - <お気に入り登録十三人、十人突破です。ありがとうございます、頑張らせていただきます。> (2017年7月12日 21時) (レス) id: 21e1d707ea (このIDを非表示/違反報告)
椎名蜥蜴（ｖ）(プロフ) - <皆様お気に入り登録七人、ありがとうございます。> (2017年7月9日 18時) (レス) id: 21e1d707ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎名蜥蜴 | 作成日時：2017年6月16日 16時
