検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:914 hit

56話(無惨討伐後) ページ8

続きー

それから数日して、義勇さんの容態が安定してきた。



わたしはだいぶ回復してきたこともあり、ほとんどの時間を義勇さんの部屋で過ごしていた。

禰豆子さんと話したり、伊之助くんや善逸くんとも話したりして過ごしていた。
たまに栗花落さんも来てくれる。

今日は禰豆子さんと栗花落さんがいる。

「そろそろ敬語やめませんか?」

そういう禰豆子さんも敬語ではないか。

「わたしも。カナヲでいいよ。同い年で女の子の友達はAだけだから嬉しい。」

そう笑顔で言ってくれる。友達…わたしも嬉しい。

そうだな。そろそろ打ち解けれるだろう。わたしも成長しなければ。

『わかり…わかっ、た。よろしく。カナヲちゃん、禰豆子ちゃん。』

2人とも嬉しそうな顔をしている。

「よろしく!」

禰豆子ちゃんがきらきらとした笑顔で言う。

「よろしくね。」

カナヲちゃんが優しく微笑んで言う。


お母さん、お父さん…わたし、お友達できたよ。



義勇さん、お友達ができました。早く目を覚ましてください。

義勇さんを眺めながらこう思う。


何かを察したのか、2人が大丈夫だよ。というように笑顔を向けてくれる。


いい友達を持てたなぁ…。

57話(無惨討伐後)→←55話(無惨討伐後)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年3月13日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。