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戻ってくると、レイチェルが座っていた
それにAはレイチェルに近づく


「……おかえり」

「ただいま…もう大丈夫?」

「うん、もう平気…」

「じゃ、さっさとこんな所おさらばすんぞ」

ザックが1人行こうとするところをレイチェルは服を引っ張った

「あ?なんだよレイ」

「……Aに何もしてないよね?」

その質問をしたレイチェルは背後から何か黒いものが出ているものが見えた
ザックは思わず冷汗をかいてしまった

「別に、何もしてねぇよ(汗)」

「そう……」

「どうした二人とも?」

Aは二人の様子に声をかける
それにレイチェルは何でもない、と言ってAに駆け寄った

その時、ザックは初めてレイチェルが怖いと思ってしまった



そして、3人はエレベーターに乗り込むと扉が閉まり、上へと上がっていく


エレベーターの中、レイチェルはザックに話しかけた

「ねぇ…私あなたの役に立てた?」

「……なぁ、そのあなたってのやめろ。さぶイボが立っちまう」

ザックが呼び方に嫌そうな表情をするとレイチェルは首を傾げた

「じゃ、アイザック…?」

「……ザックでいい、ザックで」

「わかった…ザックの役に立てた?」

改めて聞いた質問にザックはニッと笑った

「…あぁ、ちったぁな」

それを聞いたレイチェルは正面を見て

「……そう」


と、笑った


それを見たザックは目を見張る
Aもまた、レイチェルに近づいて喜んでいた

「レイ!今、笑ったよな!?」

「え…?笑えてた…の?」

「あぁ!」

ギュッと抱きしめ自分のことのように喜ぶA

余程、無表情だったレイチェルが表情を微かだが出せたことが嬉しかったのだろう

それを見ていたザックは顔をかいていた

ーーこんな表情もできんだな

ザックはレイチェルの笑顔よりもAの笑顔を見てそう思っていた

その時、エレベーターが止まり扉が開く


「ーー行くぞ!」


ザックは2人にそう言うと、先に出ていった


「全く…ザックは短気だな」

「Aも…名前で呼んでる…」

「あぁ、さっきなーーレイは絶対俺が守るから」

「うん……」


そういう会話をして、Aはレイの手を掴みエレベーターの外へ歩き出した



この先に何が待っているのか


3人はまだ知らない


To be continued...









ーーA、これからだよ?

あとがき→←42



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黒リンゴ - お、面白いぃぃ! サクヤ様貴方は神ですかぁぁぁぁ((殴 煩いですね。 すみません!続き待ってます!! (2016年11月26日 15時) (レス) id: 7688b32a06 (このIDを非表示/違反報告)
フラン - 続きを・・続きを恵んでください (2015年11月26日 18時) (レス) id: b29f2ef4df (このIDを非表示/違反報告)
サクヤ(プロフ) - 進化★さん» ありがとうございます(*^_^*)Ep.2の方も更新中なので、そちらもよろしくですm(__)m (2015年10月31日 17時) (レス) id: 6a94c13df9 (このIDを非表示/違反報告)
進化★ - マジでメチャクチャ萌えました(><)特に、ザックが抱きしめてくれる所とかは、鼻からケチャップが… (2015年10月31日 17時) (レス) id: a2fedb4541 (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の天使最高 - うわぁあああ、メッチャクチャ萌えました( ´:ω:` )2話配信されて全部見て泣いてた気持ちが少し楽になりました(´;ω;`)素晴らしい作品過ぎて評価の☆無限大につけたいぐらいです… (2015年10月13日 1時) (レス) id: d1320c0929 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サクヤ | 作成日時:2015年9月9日 20時

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