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Aはエレベーターの前まで来たが、誰も居なかった
ここに来るまであいつの姿は見てない
もしかして…
嫌な予感がするがAはエレベーターに乗り、上の階へと向かった
「レイ…無事で居てね」
−−あなたを守ることが
−−私の役目だから
******************
エレベーターが止まり、扉が開く
降りるとそこは病院みたいなフロアだった
「レイ…どこにいるのかな…」
取り敢えず奥の方から探すことにし、歩き出した。
奥の廊下を進み、道なりに進んでいくと向こうにガラスの壁が見えてきた
「なんでガラスの壁?あの向こう怪しいな…」
最初に調べようと早歩きでそこに向かおうとするA
その時
ドンッ!
「うお!!」
「きゃ!?」
いきなりの横からの衝撃にAは目を瞑って倒れてしまった
いたた…頭を擦って目を開けると
B6の殺人鬼が間近に居た
「いってーな!!!ちゃんと前見ろ・・・って」
・・・・・
なぜ沈黙になっているのかというと
殺人鬼が横から勢い良く来た
↓
ぶつかる
↓
倒れる
↓
お互い間近で目があっている
簡単に言うと、殺人鬼がA押し倒している形になっているわけだ←
その沈黙を破ったのはAだった
「ねえ、ちょっとどいてくれない?」
「っ/////!!!!?」
殺人鬼はAの言葉に我に返って、ズザザザザッ!と後ろに下がった
心なしか顔も赤くなっている
そして、ハッとした殺人鬼はいきなり"おい!!!"とAを指さして叫んだ
「何でテメエ生きてやがんだよ!!」
「さあ、自分でもよく分からない」
Aは服を叩いて立ち上がると、殺人鬼に対峙した
「それより、何であんたがここにいるの?まさかレイを殺すためにここまで追ってきたの?」
「あー…殺そうとしたが、何でか知らねえが鎌を突きつけても何の反応もしやしねえ。俺は"マトモな成人男性"だから、お人形を切り裂く趣味はねえんだ」
−−ま、お前ならまだ楽しめると思うけどなァ
フードの下の包帯が巻かれた顔がニヤリと笑うが、Aは気にせず殺人鬼に迫った
「レイは生きてるの!!?殺してないの!!!?」
「殺してねえよ!離れろ!!」
「ホントに!?」
「だああああ!しつけえな!!マジだ!!だから近えよ////!!!!」
グイッとAを離すと、彼女は"良かった…"と微笑んだ
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黒リンゴ - お、面白いぃぃ! サクヤ様貴方は神ですかぁぁぁぁ((殴 煩いですね。 すみません!続き待ってます!! (2016年11月26日 15時) (レス) id: 7688b32a06 (このIDを非表示/違反報告)
フラン - 続きを・・続きを恵んでください (2015年11月26日 18時) (レス) id: b29f2ef4df (このIDを非表示/違反報告)
サクヤ(プロフ) - 進化★さん» ありがとうございます(*^_^*)Ep.2の方も更新中なので、そちらもよろしくですm(__)m (2015年10月31日 17時) (レス) id: 6a94c13df9 (このIDを非表示/違反報告)
進化★ - マジでメチャクチャ萌えました(><)特に、ザックが抱きしめてくれる所とかは、鼻からケチャップが… (2015年10月31日 17時) (レス) id: a2fedb4541 (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の天使最高 - うわぁあああ、メッチャクチャ萌えました( ´:ω:` )2話配信されて全部見て泣いてた気持ちが少し楽になりました(´;ω;`)素晴らしい作品過ぎて評価の☆無限大につけたいぐらいです… (2015年10月13日 1時) (レス) id: d1320c0929 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクヤ | 作成日時:2015年9月9日 20時