【ウォルピスカーター】彼との日常【歌い手】

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『君みたいな人に合わせて弾けるとかめちゃくちゃ光栄なんだけど！！よろしくね？』






アンプに繋いで準備する






最近はやりのJ-POPを歌い出した彼






あぁ、やっぱりこの声好きだなあ何て気をとられながらも弾き始める





楽しい、楽しい、最高！





3〜４分なんてすぐに終わってしまう






い「いや〜いいね、２人とも最高！」






ありがとう、といおうとすれば今度は逆にツカツカと距離を詰められる





え、なになになに





ガシッと私の手を掴んでテンション高めに彼は言った





ウォ「ちょっとギターうますぎない？歌っててめちゃくちゃ気持ちよかったんだけど！！！！！！




俺はウォルピスカーターって呼ばれてる！ねえ名前教えてよ！」






さっきまでの冷めていた彼とは思えないくらいの勢いに一瞬戸惑ったがきっとこの人は私と同じ部類なんだろう





『ウォルくんね！！！


はなだよ〜〜本当に歌上手いね、私も軽音部はいる！！』





い「はやっｗｗｗ まあいいや、勧誘成功したし…」







こうして軽音部に入ってから同じクラスなこともありウォルくんとはめちゃくちゃ仲良くなり、毎日私たちを含めた男女４人で過ごすようになった





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「ねえ、あんたたち本当に付き合ってないの？」





『え、誰と誰が』





「はなとウォルピスが！」





『付き合ってないよ〜〜』





４人でいるうちの片側がカップルな為、彼女たちはどうやら私たちをくっつけようとしているらしい





「実際はなはどう思ってるの？ウォルピスの事」





『どうって…』






多分、彼の歌声を聴いた時にまずその歌声に惚れた





でも、だんだん一緒に過ごすうちに彼の人柄に惹かれ、いつの間にか好きになっていた





興味のない人には一切目もくれない彼





私は気に入られているんだと思う。多分、異性の中では一番





でもそれはただ単なる友達、部活の仲間として気に入られているんだとしか思えない





それ以上を望んでしまえば、崩れてしまいそうで

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