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仕事を終えて帰路に着く。
家に向かいながら好きな音楽を
聴きながら歩いていた。
最近ずっとあべまのじゃあなぜという歌を聴いている。
あーべいびーどうして。
そんな目をして僕を見たんだい。
その歌詞が頭をぐるぐるしていた。
( さむっ…… )
駅前で配っていたカイロを取り出そうと
立ち止まりカバンを開いていると誰かが横切った。
すれ違いざまに顔が見えて、思わず振り返った。
相手もわたしに気づいたのが立ち止まりこっちに向き直り近づいてきた。
「は、なさん…？」
は「なんで」
「え？」
は「なんであんたの。なんでっ…
なんでっわたしじゃないのよっ！」
はなさんが泣きながらわたしに掴みかかってきた。
それをわたしはただただ見つめることしかできず、
彼女の言葉に耳を傾けていた。
は「せっかく手に入れたのに！
あんたさえ、あんたさえいなかったら…！
かえしてよ、ねえ。亜嵐返して….」
わたしの胸元を握りしめたまま
彼女はずっと泣いていた。
その姿が痛々しくわたしが泣きそうになった。
は「亜嵐の横はわたししかだめなのっ！
なんであんたみたいなださいおばさんなのよ…！
わたしのっわたしの完璧な彼氏なのに」
「…わたしが亜嵐から離れても
亜嵐はあなたの元には戻らないと思いますよ」
わたしの言葉を聞いてはなさんが
不思議そうにわたしを見上げる。
「亜嵐はあなたにとってなんですか。
アクセサリーなんですか？
完璧だったら誰でもいいんですか？」
震える声で反論した。
亜嵐を装飾品みたいにいうのはいい加減耐えれなかった。
は「なんなのあんたっ」
はなさんが手を上げようとしたとき、
誰かがはなさんの手を掴んだ。
隼「こんばんわー、小森隼こと金髪豚野郎でーす」
はなさんに暴力はよくないよーはなちゃんと
にこっと笑って手を離した。
はなさんは関係ないでしょ！と言い捨てその場から
走り去ってしまった。
隼「大丈夫でし、た？お姉さん」
心配そうにわたしを見る。
「え、あ、はい。大丈夫です」
わたしの顔を見るなりあー！
と小森くんが指をさして声を上げた。
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mi(プロフ) - 初めまして＾＾亜嵐くんファンです。今後の展開が気になります。更新大変だと思いますがゆっくり頑張って下さい (2017年11月25日 7時) (
レス) id: 461976ac85 (このIDを非表示/違反報告)
みこみこ - れおー！やりますねえ。。。 (2017年11月22日 19時) (レス) id: fca2d0f543 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よしだ。 | 作成日時：2017年11月19日 19時
