酔いと真意【中原中也】 ページ30
最中様リクありがとうございます!
遅くなってすみません……!
昨日ガチャ(11連)でSSRが4人出ました。
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『何で貴方は何時も倒れるまで呑むんですかっ!』
「んあぁ……?」
とろっとした瞳で私を捉える中也さん。
そんな目で見られても一寸動揺するだけですからね!(動揺はする)
何とか部屋まで運ぶことに成功した私は、勝手にコップを取っては水を注いで、中也さんに飲ませていた。
『水です、飲んでください。』
「おー……。」
すると不可抗力で触れた中也さんの指。
とても熱く、熱を帯びていた。
『……飲めます?』
「無理ぃ、力がはいんねぇ……。」
コップすら掴めない。
ソファでぐでんとなる彼の姿は最早ただの酔っ払いである。
いや、まぁ実際そうなのだが。
私はコップを中也さんの口に近づけた。
然し一向に飲もうとしない。
『口開いてください。』
「直接じゃないと開けねぇ……。」
『……は?』
直接?どういうことだ?
すると中也さんは爆弾を投下する如く、口を開いた。
「口移しじゃねぇと飲まねぇ。」
酔ってる……。
何いってんだこいつ的な状況に陥っている私です。
『…いや、です……。』
私が云ったのは、拒否、だった。
中也さんは嫌いではない。
寧ろ好きな人だ。
だが、決して私たちは恋人ではない。
だから私は出来ないのだ。
すると中也さんは突然舌打ちを溢したと思うと、私をソファに押し倒した。
両手を押さえつけ、足は器用に動けないようにされている。
『なん、ですかっ?!』
「はぁ……未だわかんねえのか?」
真上にある中也さんの顔は、先刻と違い赤く染まっていなかった。
お酒臭さは残るも、力も断然何時も通りに等しい。
「口移し、頼んだ意味ぐらい悟れっつーの。」
唇と唇が重なる。
何度も何度も角度を変えては、息が切れそうになるまで唇を離さない。
酸素を求めて僅かに開いた隙間から入ってきた異物は、私の中を絡めとるように這っていく。
『んはっ………中也さんっ!』
「…何だよ。」
『何するんで__』
「厭じゃなかったろ?」
胸がキュッとした。
目を見開いて固まってしまう。
中也さんはからかう様に続けた。
「……其れが手前の答えだ。」
図星だった。
私はこの瞬間、彼に接吻されてから気づいた。
___好きなんだって。
+++++++++
「好き?ありがとな。星、押してくれたら嬉しいんだが……どうだ?」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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8
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西 - この方角に福があるはずです
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おみくじ結果は「末凶」でした!
呼べば幸せになるキャラ(太宰さんは2pattern)
登場シーンでカゴメカゴメを唄っているのが可愛い男の子
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暁郗 - 「鎖骨 とは」 Go○gle検索 (2021年1月11日 21時) (レス) id: 14cb33816d (このIDを非表示/違反報告)
くるまぶ - 読んでていいなと思いました (2020年6月13日 19時) (レス) id: 7898e05539 (このIDを非表示/違反報告)
み。 - 『危険な貴女には』で国木田さんの事ママって読んでるの最高w面白いです!更新頑張ってください! (2019年3月16日 20時) (レス) id: e459f629a2 (このIDを非表示/違反報告)
博識のうさぎ(仮)(プロフ) - あーさんさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです! その作品なんですが形だけ小説的な(?)ものでして、大して画像しか貼ってないんで申し訳ございませんがお教えすることはできません……。 (2018年12月28日 23時) (レス) id: 00f93b732c (このIDを非表示/違反報告)
あーさん(プロフ) - コメント失礼しますこの作品もとっても面白かったです!本題に入らせていただきますと『未遂で終わらせないで』のパスワードを教えてもらえますか? (2018年12月28日 19時) (レス) id: cdc17806ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:博識のうさぎ(仮) | 作者ホームページ:
作成日時:2018年2月1日 22時