【文スト】激甘と鎖骨が詰まった文スト【短編集】

返り討ち【中原中也】 ページ14

のら猫様リクありがとうございます！


中也さんは本当に人気ですね……。


アンケートも明日で締め切りなので宜しくお願いします！


中也さんとカレカノです、一応。

******



「うわっ！雨降って来やがった」


『雨に滴る鎖骨も良いですね！』



帰る途中に中也さんを見つけて追いかけてきた私ですが、今興奮し過ぎて死にそうです！


理由？そんなのこの雨と中也さんの鎖骨のせいに決まっているじゃないですか！


「この儘だと風邪引くな……。


　ダッシュで帰るか」


すると突然私の腕を掴んで走り出した。



『え、ど、何処へ行くんですか？！中也さん！』


「俺の家だ！手前も来い！」



*****



お風呂から上がってきた中也さんも格好いいです！


結局中也さんの家まで連れてこられた私は、先に風呂に入らして貰っていた。


「何か云いたけりゃ一言」


『目が幸せです』


「あ、そう」


最近中也さんが冷たいのは気のせいだろう。


しかし、中也さんの鎖骨を追いかけ早5ヶ月。


未だに近くで拝ませてくれない。


こうなったら思い切って云ってみるか。


『中也さん、鎖骨を拝ませていt』


「無理」


『せめて最後まで云わせてください』


連れない人だなぁ……。


ブーッと不貞腐れていると、中也さんがいきなり私の頬を摘まんだ。


『いふぁいれふ』


「一寸だけならいいぞ」


私は、思わず『え』と間抜けな声を漏らした。


いや、だって、あの中也さんが……。


『中也さん本当大好き』


「煩せェ莫迦」


照れ隠しも可愛いなぁもう！


すると突然、手首を掴まれたかと思うと、床に押し倒されていた。


『ふぇ……？』


上を見ると愉しそうに笑みを浮かべた中也さんがいた。


「これなら近くで見れるだろ？」


これは床ドン状態じゃないですか……！


「ハッ、赤くなってやがる」


『そ、そんなこt』


途中で口を柔らかいアレで塞がれた。


離れた中也さんはニヤリと妖艶に微笑み、



「却説、それじゃあ大人の遊びをおこちゃまの手前に教えてやるよ」

作者から(必須)→←宣伝、本当にただの宣伝。

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