星の下に生きる、旧世界の人類は 【Dr.STONE】

２０話 ページ22

＿＿旧世界 数年前




羽京「、、綺羅弓弦？」




先輩「あぁ、俺らと同じ所属で自衛官としての成績も良し」




先輩「おまけに医師免許も持ってるから、医学の知識もある」




先輩「しかもお前みたいに五感が人より優れてるんだと」




羽京「名前を聞いたことはありましたけど、、すごいですね」




先輩「あぁあとな、結構可愛いんだよ」




羽京「あはは、、」



＿＿＿＿




羽京「綺羅弓弦、、か」



噂はよく聞くけど、あんまりちゃんと話したことがなかったな、、




弓弦「危ないよ」




羽京「！」




気が付いたら、後ろに立っていた弓弦




羽京「え、、あ、、」




なんでだ、、足音とかまったく聞こえなかった、、



そんなことできるのか、、？





弓弦「危ないよ、そこにいると」



羽京「え？」




ダンッ！！





羽京「！！」




大きな音を立てて顔のすぐ横に何かが落ちた。




羽京「これは、、鳥の石像？」




危ないな、、こんなの降ってきたら気づかずに、、




羽京「、、どうしてわかったの？」




弓弦「石の匂いがしたから？」




羽京「、、鼻いいんだね、ありがとう」




弓弦「どういたしまして」




それが、旧世界で最初で最後の君との会話となった。

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