私はただのパンピーなので勘弁してください！！２

勘弁してください８１ ページ36

「、、、あれだけの量をしかも一気に摂取して異常が見られないなんてにわかには信じ難いね。」





「信じ難くても事実なんですぅ、殺さないでぇぇぇぇぇぇ」









「まぁ、コイツの話が本当かどうかなんて調べりゃすぐにわかるだろ。」





「それもそうか。」





そう言うと二人はそろって出口に向けて歩き出した。





その様子を見て私はほっと息を吐いた。





やっと解放される。




きっと彼らはこれから帰って






私の身辺調査なりなんなりをするのだろう





そうして私の無実は証明され、






明日からはまたいつもの日常に戻れるんだぁ！






そんなことを思いながら一人感動をしていると、





「おい、なに一人百面相してんだ行くぞ。」




部屋の出口で五条さんがそうめんどくさそうに




私に声をかけてきた。





「、、、へ？いや、あの、行くってどこに？」




「そんなの俺達の組に決まってんだろ。」



、、、、ですよねぇ





いや、薄々は気づいてたよ。





そりゃあ 薬 物 食べちゃった本人んそのままにしてくれないことぐらい





私だってわかってたさ、




でもさ、こんな怖い思いばっかりしてたら






そりゃあ現実逃避の一つや二つしたくなるでしょうが！！

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