蝶柄の着物が似合う君 8 【坂田銀時】

お友達のお見送り ページ31

Aside




ほらねじゃないでしょ！！と神威くんを

叱って(？)いると







高｢おい行くぞ｣



いつの間にか笠を被った高杉さんにそう言われ

い､いえっさ！！と返事をする








｢じゃ､神威くんばいばい､阿伏兎さんも
さようなら！！｣





威｢ばいぱーい｣

阿｢団長をよろしくなぁ｣









ぺこりとお辞儀して先に行ってしまった高杉

さんを追いかけた











｢あの､今更なんですがほんとに送って頂いて
もいいんですか...？｣



高｢構いやしねぇよ｣







ふと隣を歩く高杉さんを見ると笠で周りからは

見えない顔が見えていて






その顔がまた雨といい具合に合っていて








(...さすが歩く18○と言われるだけあるな)















...あ､やべ聞かれてるんだった｡




はっとしてぼーっとしてた意識をぴんとさせる

が高杉さんは何も言わない







あれ？となってぽかーんと見ていると

こちらに目を向けた高杉さんが





高｢もう薬の効果は切れてんぞ｣


と言った










(よ､よかった...！！)










高｢何考えてたんだァ？｣

にや､として聞いてきた






｢い､いえなんでもありません！！！｣






恥ずかしくなり前を向いて歩いた


隣からはくく､と笑う声が











｢それで話っていうのは...？｣




高｢あァ､お前さん銀時の女らしいな｣







そこまで知られてるのか







｢えぇまあ...｣








高｢どうだあいつは｣



｢どうって...可愛いですね｣






真顔で答えるとは？と一瞬驚いた顔








｢あ,もちろんかっこいいけど可愛いですね｣


食い気味に言うと高杉さんはふ､と笑って








高｢銀時が好きになる理由が分かったかもなァ｣












...え､これツッコんだ方がいいのかな




それ褒めてんのか貶してんのかどっちだよ！！

ってツッコミ入れた方がいいのかな←







どうしよう､と結構真剣に考えていると((












高｢その可愛い彼氏とやらのご登場...つっても
他にもいるがな｣



｢え？｣









高杉さんの視線を追うとそこには可愛い彼氏

こと銀ちゃん＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿と男性が2人















銀｢あ､Aー...ってあれ横にいんの誰
だァァァァ！！？｣









？｢あはははは！！！金時､おまん早速浮気
されちょるぜよ､なぁヅラ！！！｣


？｢ヅラじゃない､桂だ！！！！！｣

























あれ､見た事ある人が

声がでかい3人→←お友達は高杉くんと神威くん

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