蝶柄の着物が似合う君 8 【坂田銀時】

禁断の...？ ページ17

Aside





そのあとも駄菓子の説明(？)とか色んな話をした







威｢あはは､Aってほんと面白いね｣



























ん...？































｢な､なんで名前知ってるの...？｣






会話したとは言え名前はまだ言っていない←

なのに今神威くんは明らかにAと言った















威｢俺が知らないとでも思った？真選組特別
救急隊員若林Aさん？｣















ば､バレてたァァァァ









驚きと焦りでフリーズした私に神威くんは






威｢真選組に女隊士がいるって噂を聞いてね､
君を少し調べさせてもらったよ｣

そしたらあの雑誌を手に入れたんだ､と言った






あの雑誌とは真選組のイメージアップの為に私

が受けた仕事だ
※第7章誰とでも仲良くしなきゃね 参照









威｢そしたらあのお侍さんの恋人だったから気になったのさ｡地球に行くついでに本物を見ようとお侍さんの所に行ったら丁度神楽と手を繋いで出て行く君を見つけたって訳｣

そこからずっと2人の後をつけてたよ､と終い

にはストーカー発言(？)












(これ殺される...？)









威｢君を見るまでは敵だから殺しておくのが1番
だと思ってたんだよ｣








(やべえよやっぱ殺されるよ私)









威｢でも神楽とあんなに仲良くしてくれてるし
無理矢理頼んだ誕プレもくれたし話してみたら
面白いし｡殺すのは勿体ない気がしてね｣









んん？














｢つ､つまり...？｣













威｢俺と友達になってよ｣





｢へ...？｣











まさかの返答に変な声を出してしまう










手を差し出され迷いながらも手を伸ばし

握手する








威｢禁断の恋ならぬ禁断の友情だね｣


にひひ､と子供のように笑う神威くんは文句なし

にかっこいい







あ､1番は銀ちゃんだからね((











｢ふふ､よろしくね神威くん｣




つられて笑うと神威くんのアホ毛がぴょこ

ぴょこ動いた





(可愛いなおい！！)












神｢Aー！！｣



遠くから神楽ちゃんの声が聞こえた







威｢それじゃ､俺はもう行くよ｣

神楽をよろしくね､と言って近くの家の屋根に

飛び乗り去ってしまった







｢あ､ばいばい｣










神｢あれ､A駄菓子どうしたアル？｣


｢...友達にあげた｣







神｢？そうアルか､じゃ帰るネ！｣






手を繋いで帰った

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