蝶柄の着物が似合う君 8 【坂田銀時】

頭のネジというより頭本体がぶっとんだね ページ9

Aside





だからこんな整った顔が目の前にくると必然的

に顔は赤くなってしまう訳で｡





多分土方さんの頭の中にはマヨの事しかない

から自分が今何をしてるのかなんて分かって

いないだろう








ストップ､と言おうとしたとき














土｢おめぇ､マヨの匂いすんな｣ と｡












...いやいや､待ってくれ





侮辱にも程があるよ｡←






あ､でも土方さんからすれば褒め言葉なのか？←

















...あ､





たしかに今日の朝サラダにマヨかけたわ









いやでもだよ｡




歯磨きしたよ私､うん









何このマヨ察知能力､こわいよ









本当はツッコミしてる余裕など無いのだが､

こうでもしないと色々とやばいのだ､うん










そして次の瞬間土方さんから爆弾発言


















土｢おい口開けろ｣


















待ってくれ､ウェイトウェイト､wait､

待てっつってんだろーが！！！！殴







おいおいおいそれはダメだよ馬鹿なのアホなの


まじで頭ぶっ飛んでるよこの人






言われなくても分かるよ

この人舌入れてくる気だよこのマヨバカ




もうマヨ禁断症状で行動がおかしいよ

ヘルスミーだよ！！！！









ネジ飛んでるどころじゃないよもう

本体がぶっ飛んでネジが残った的な









...あれ､何言ってんだ私
















そしてパニック状態の私は何故か









｢み､ミツバさん！！ミツバちゃん！！！ここ
変わってくださいぃぃ！！！！！｣







と叫んだのだ､何故か｡←









｢ミツバ｣という言葉にぴた､と一瞬固まった

土方さん









その直後､どがぁぁんと部屋の襖が飛んでった音

と共に目の前の土方さんもぶっとんだ









(べ､別の意味で死ぬところだった...)







イケメンという脅威から解放されて一息ついて

攻撃(？)の元の方を見ると









とてもとても怖い顔で土方さんを睨みつける

銀ちゃんがいて｡












その瞬間､あの銀ちゃんの言葉と元彼に言われた

時の場面が重なってフラッシュバックした


















刹那､目眩と頭痛に襲われそこで意識は途絶えた

あなたの幸せを→←大大大大大前提の話

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