蝶柄の着物が似合う君 6 【坂田銀時】

プロポーズする､略してプロる(殴 ページ10

銀ちゃんside




(...あれ､俺なんで寝てたんだっけ)



目が覚めるとちょうど宴が始まる所だった





さっきまでの記憶を辿ってみる








4人で屯所に向かってて

着いた途端神楽が土方くんの部屋に飛び込んで

着いてくとAが神楽に抱きつかれてて

しかも土方くんに頭を撫でられてて

Aと土方くんは何故かフリーズしてて

俺が土方くんに殴りかかろうとして

そしたらAが顔を隠して

泣いてんのかと思って手をどけて見てみたら

顔を赤くしてて(めちゃめちゃ可愛かった)

それを見た神楽と妙がAに抱きついてて

神楽がなんで赤くなったか聞いて...












｢銀ちゃんが嫉妬してくれたのかなーって...
嬉しくてつい...｣







(そうだったぁぁぁぁぁ)


俺その言葉にやられて失神したんだった←






いやまじで心臓に悪い､いい意味でな









宴が始まって数時間か経った頃

急にAが部屋の真ん中に行って




｢起きろてめぇらぁぁぁ！！！！！！！！！｣





と叫んだ



俺は酒じゃなくて子供ビール飲んでたから

酔いつぶれてるわけもなくその声で

耳が張り裂けそうになった





え､なんで子供ビールかって？



Aが前みたいに酒飲まないように

監視してんだよ







ってか案外子供ビールうめえな←









カウントダウンもして無事新年を迎えた


まあサザエさん法式だから新年もくそも

ねえけどな






銀｢今年もよろしくなA｣


今年の年賀状は楽しくかけるな､なんて

考えてると








｢今年っていうか一生でいいんだけどな｣












銀｢は...え？｣


え､俺今プロポーズされた？プロられた？(殴





その直後Aが飛びついてきた







殺し文句何回言えば気ぃ済むの､と言うと


｢いいじゃん､どうせお酒で明日には忘れて
るんだから｣




あれ､Aちゃん勘違いしちゃった感じ？





銀｢いやよくねえし､てか俺酒飲んでねえよ？｣


子供ビールを飲ませた途端俺の腕の中で

慌てだすA







え､何この子可愛すぎない？









銀｢焦ってるAちゃんかーわい｣



本当の事を言ったまで←





















｢銀ちゃんさっきの間接キスだね｣


今度はAがにやっとして言ってきた







え､俺さりげなく初間接キスしちゃった感じ？




(まじかぁぁぁぁぁぁぁぁ)









いや顔が赤くなるのは仕方ない




おい誰だうぶとか言ったやつ！！？

速報です､私の心臓と理性ぶち壊れました→←子供ビール買った時さ､無駄にかっこつけて飲んでたよね｡いや昔の話だよ！！？

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