全てが勘違い ページ43
Aside
(...やばい涙止まんない)
昨日桂さんの前であんなに泣いたのに
こんなに出るって逆にすごいんじゃないか←
ってそんな呑気なこと考えんな馬鹿(殴
(...よし今日で終わりなんだから思いっきり
泣いてやろうじゃないか)
私の涙が止まったのと同時に銀ちゃんへの
想いも終わらせよう
しばらく泣いて私の涙も枯れてきた頃
終わらせたくないっていう気持ちがずるずると
私のすすり泣きを止めようとしない
(...ほんとに面倒だな私って)
もう大丈夫､きっと大丈夫だから､と最後の涙
が頬に伝った瞬間
ふわり､と後ろからの優しい衝撃と共に
大好きな匂いが私を包んだ
｢え､｣
顔だけ後ろに向けると大好きな､愛しい人の
顔が目の前にあった
｢なん､で...？｣
彼女であるお妙ちゃんを置いてこんな所まで
きて挙句の果てには私を抱きしめた？
｢銀ちゃん､ここに来ちゃダメでしょ､？｣
あーほんとに私って馬鹿だと思う
まだ期待してるなんて
すると銀ちゃんは腕の力を少し強めて
｢妙は彼女じゃねえよ｣
と眉毛を八の字にして困った様な顔で言った
｢え...うそだ...｣
銀｢嘘じゃねえよ､勘違いが重なっただけだ｣
勘違い...？
銀ちゃんは21日のすまいるにいた理由から
昨日のアクセサリー屋の事を全部話してくれた
全ての誤解を解いた後銀ちゃんは腕を離して
私の前に来ると私と目線を合わせるように
しゃがんでから
銀｢つまり俺はAが好きなんだよ｣
夢かと思った
｢わた､しも銀ちゃんが､好き...｣
困惑と喜びで言葉が途切れ途切れになる
銀｢知ってらぁ､さっき沖田くんから聞いた｣
私期待してて良かったんだね
ずるずる引きずってて良かったんだ
銀｢そんでな､昨日買ったこれ受け取って
くれるか...？｣
そう言って渡してきたのは可愛くラッピング
された小さな袋だった
お妙ちゃんへのじゃない
私へのクリスマスプレゼント
｢もちろん､開けてもいい？｣
そう聞くと銀ちゃんはにっこり微笑んで
頷いた
｢わ､綺麗...｣
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わか(プロフ) - 銀龍さん» 確かそうです...！あの声と言い顔と言い32歳には見えません､20代余裕ですよね() (2020年3月29日 22時) (
レス) id: bfd013dd5f (このIDを非表示/違反報告)
銀龍 - 山崎の声は太田哲治さんでしたよね (2020年3月29日 22時) (レス) id: a8ac1eccc2 (このIDを非表示/違反報告)
amu(プロフ) - 大丈夫です。私より語彙力全然あります！ (2019年10月3日 19時) (レス) id: 61ebccb1a7 (このIDを非表示/違反報告)
わかさん(プロフ) - 初めて聞きました...！こんなのあるんですね！？特にこだわりは無いんですけどイメージ的にはノンホールピアスに直接蝶のやつがくっついてる感じ？です笑語彙力をどこかに捨てたので上手く表せなくて...ほんとすいません(TT) (2019年10月2日 23時) (レス) id: bfd013dd5f (このIDを非表示/違反報告)
amu(プロフ) - あ！マグネットピアスですか？ (2019年10月2日 22時) (レス) id: 61ebccb1a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わかさん | 作成日時：2019年9月14日 8時
