蝶柄の着物が似合う君 5 【坂田銀時】

好きな奴にはついいじわるしちゃう？んな事しねえよ ページ35

銀ちゃんside



今日も依頼が無くいつも通り社長椅子に座って

ジャンプを読んでるんだが集中できねえ







理由は簡単









ここ数実ずっと暗い顔したAのこと









つってもAは総一郎くん程じゃねえが

ポーカーフェイスが上手いから新八と神楽は

あんま気づいてない気がする









時計に目をやるとそろそろAが見回り

に出る時間だった









(...様子見にいくか)



新｢おいおめぇら俺ちょっくら出掛けてくる
からなー｣


新｢あ､はーい｣
























(あの通りでよく会うからあそこの団子屋だな)






無闇に街を歩くより会う可能性が高い場所

で待った方がいい







あ､別に俺が団子食いたいとかじゃない

からね？そんなわけないじゃん？え？









あんこを3本頼んで通りに近い外側の椅子

に座って団子を口に入れる







2本目の残り2個になった団子を食べよう

とした時





















通りの奥から黒い制服を発見



















だが予想外な事が1つ


















総｢久しぶりでさｧ､旦那｣

銀｢あれ､総一郎くんじゃん｣





総一郎くんしかいないのだ






銀｢団子は奢らねえよ？｣

総｢んなことじゃありやせん｣





いつもなら奪ってでも食べてくんのに珍しい









銀｢じゃあ何よ､ってあれ今日咲希は一緒
じゃねえの？｣




俺がその言葉を言ったら明らかに総一郎くん

の機嫌が悪くなった





(えもしかして2人喧嘩してんの？)









喧嘩中なのかと聞こうと口を開いたが総一郎

くんの言葉が遮ってできなかった





























総｢旦那にその名前呼ぶ資格なんて
あるんですかｨ？｣




いつものような怠そうな目じゃなく､真剣な

声色で言ってきた







それにAを呼んじゃいけねえって

どういうことだよ







銀｢あ？どういうことだそれ｣



総｢ま､その腐った脳みそフル回転して考え
てくだせｨ｣











答えはせずに俺を貶して団子屋から

去って行った
















まじで意味わかんねえ

俺なんかしたっけか...？






あの言い方だと俺が原因的な感じだった








でも好きな奴にいじわるしちゃう〜とか

そんな小学生みてえな事もしてねえし

むしろ大事にしてたつもりだし





















結局答えは見つからないまま団子を食べきった

蝶柄の着物が似合う君→←最後の方に作者からお詫びがあります､どうか呼んでくださi殴

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