蝶柄の着物が似合う君 5 【坂田銀時】

待ち合わせカップル？ ページ28

Aside

※24日




あのあと朝ごはんを食べて万事屋を

を出て屯所に向かった




｢総悟くんおはよ｣

総｢おー｣


｢...今日だねえ｣

総｢だねｨ｣





何度も言ってるが今日は銀ちゃんと

団子屋で会う約束をしてる日なのだ








正直行きたくない



付き合ってるなんて言葉聞きたくない




でもこれ以上引きずってちゃだめなのだ


いつまでも泣くわけには行かない









(集中できねえ...)






ほんとならこの時間は道場でみんなの

稽古を見守ってる時間



でも今日見守りを途中抜ける変わりに書類の

仕事をすると言う約束で土方さんに了承

を得たのだ









ゆっくり作業を進めてたら稽古が終わった

らしくいくつかの足音が廊下から聞こえた






すると1人の足音が部屋の前で止まって

襖が開いた




総｢30分後門で待ってろｨ｣


｢あいあいさー｣



30分後から見回りに行く









つまり1時間後には私の恋が終わってる



(実感わかねー...)









残りの書類をキリのいい所まで終わらせて

屯所の門に向かった





門にはもう総悟くんが居てあのアイマスク

を付けて立ち寝してた



｢ごめん待った？｣

総｢いや全然大丈夫でｨ｣

くいっとアイマスクを外しながら答えた









...なんか







｢...カップルみたい｣



総｢は？｣





｢だから､待ち合わせでするカップルの
会話みたいだなって｣



総｢アホかお前｣

｢あたっ｣




頭叩かれたよ､痛い痛い









2人で団子屋に向かう



総｢そういや俺はどこで見とけばいいんでｨ｣


総悟くんには団子3本の約束で影で

見守るという約束をした




｢えーと団子屋の向かいに大福屋あるでしょ？
そこの奥の椅子なら団子屋からは死角なの｣



総｢でもそれじゃ会話が聞こねえだろｨ｣


｢それなら大丈夫､これ耳に付けて｣


そう言って上着のポケットから小さな

機械を渡す





あれだよ､スパイとかが耳につけてるやつ






｢そんで私がこれ付けとけば会話聞こえる
でしょ？｣


小さなマイクを自分の胸ポケットにつける







総｢よくこんなもん用意出来たな｣


｢知り合いが持ってたから貸してもらった｣






知り合いとは源外さんのこと




大丈夫､あん時はプライベートとして行ったの､

だから大丈b(蹴)







総｢了解しやした｣









もう少しで団子屋に着く









｢あれ､｣









そこには2人の女性と銀髪とお妙ちゃん

の姿が

本番には弱いタイプ→←それまで期待しよう

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