カタオモイ/Aimer ページ24
Aside
何故か総悟くんから今日は別行動と
言われ只今1人で見回り中です
見回りから30分程経った頃
街に並ぶお店はすっかりクリスマス仕様に
飾られていてキラキラしていた
そんな中
(ぁ、あーなんでこういう所見ちゃうかな)
思わずアクセサリー屋の前で立ち止まった
お店の窓から見える店内で女性客の中に
銀髪の男性が1人
銀ちゃんだった
クリスマスプレゼント
もちろんお妙ちゃんへの
あんなに真剣な顔久しぶりに見たよ
お妙ちゃん、いい彼氏さんを持ったね
(こんなとこで泣いちゃだめ、耐えろA)
早足でお店から去った
歩いた先はついこの間総悟くんと来た
あの公園
同じベンチに座ってため息
(なんでこうも諦めてられないのかな)
ふと私の好きな曲が思い浮かんだ
"カタオモイ"
題名も歌詞も今の私にすごいぴったり
ここで少女漫画のヒロインは歌い出すんだろう
なら今日はヒロインとやらになってやろう
じゃないか
"例えば君の顔に昔より皺が増えても
それでもいいから"
出だしはこれ
"Darlin' 夢が叶ったの"
"お似合いの言葉が見つからないよ"
そしてサビ
"気が利くような言葉はいらない"
"素晴らしい特別もいらない"
"ただずっと ずっと側に置いていてよ"
今の私と全く同じなところ
"生まれ変わったとしても"
"出会い方が最悪でも"
"また僕は君に恋するんだよ"
私の1番好きなところ
"僕の心は君にいつも片想い 好きだよ"
これも今の私と同じところ
"ねえDarlin' 愛してる"
そしてラスト
歌い終わってため息
(やっぱりいい曲だなあ)
なんて思ってると
桂「A殿は歌が上手いんだな」
「え.....聞いてました?」
エリザベスがもちろん!とプレートを見せる
「まじですか...」
桂「そんな苦しそうに歌うなんて相当なこと
があったのではないか」
「なんでもお見通しってわけですか」
まあな、と隣に座った桂さん
「前に銀ちゃんにはお似合いの人がいるって
言ったじゃないですか」
桂「あぁ言っていたな」
「くっついたんです、その2人」
失恋中なんです、と言うと
桂「な...そうか」
111人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わか(プロフ) - 銀龍さん» 確かそうです...!あの声と言い顔と言い32歳には見えません、20代余裕ですよね() (2020年3月29日 22時) (レス) id: bfd013dd5f (このIDを非表示/違反報告)
銀龍 - 山崎の声は太田哲治さんでしたよね (2020年3月29日 22時) (レス) id: a8ac1eccc2 (このIDを非表示/違反報告)
amu(プロフ) - 大丈夫です。私より語彙力全然あります! (2019年10月3日 19時) (レス) id: 61ebccb1a7 (このIDを非表示/違反報告)
わかさん(プロフ) - 初めて聞きました...!こんなのあるんですね!?特にこだわりは無いんですけどイメージ的にはノンホールピアスに直接蝶のやつがくっついてる感じ?です笑語彙力をどこかに捨てたので上手く表せなくて...ほんとすいません(TT) (2019年10月2日 23時) (レス) id: bfd013dd5f (このIDを非表示/違反報告)
amu(プロフ) - あ!マグネットピアスですか? (2019年10月2日 22時) (レス) id: 61ebccb1a7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わかさん | 作成日時:2019年9月14日 8時