蝶柄の着物が似合う君 5 【坂田銀時】

大切って気持ちはみな同じ ページ23

総悟side



※会話文めっちゃ多いです








新｢ってことは はなから2人は両想いだった...｣


総｢なのに旦那が愛想ついたのかてめぇんとこ
の姉に手ぇだしやがった｣





神｢だからA最近静かだったアルか｣



総｢屯所ではずっと泣きっぱなしでｨ｣



新｢そんな...なんで僕達に相談しなかった
んだろう｣


総｢A自体がそれを嫌がったんでｨ｣

新｢え...？｣




総｢Aは初めから諦めてた､だから無理に
相談して てめぇら3人の仲を壊したくなか
った､ってとこだろｨ｣




神｢...Aは優しすぎるネ､全部相手の幸せ
しか願わないで自分の事は後回し､人が
良すぎアル｣





総｢きっとAがこの事を知ったら自分を
責めるに違いねぇ､心配かけちまったって｣



新｢僕達は全然そんなんじゃないのに...｣



総｢...だから無理に聞かないでやってほしい
んでさｧ｣



新｢でも...｣



総｢そのかわりAがこれ以上壊れないよう
に支えてやってほしいんでｨ､もちろん俺ら
もできる事はやるつもりでｨ｣


総｢俺､いや真選組にとってAはもう家族
みたいなもんなんでｨ｣




新｢僕達だって同じです､Aちゃんは僕ら
の大事な家族なんです｣

支えるなんて当たり前ですよと眼鏡は
真っ直ぐな目で､でも優しく笑った



総｢...そうだな｣


自分でも分かるくらい､俺は優しく微笑んだ







そんな俺に2人は驚いたがすぐに笑顔になって


神｢おう！｣ 新｢はい！｣









総｢んじゃそろそろ旦那も帰ってくる頃だと
思うんで帰りやす｣


玄関まであるいてドアに手をかけるが

止まって後ろを振り返って




総｢お前らが旦那と喧嘩したらAが悲しむ
だけだから変な事言うんじゃねえぞ｣


神｢...わかってるアル｣

新｢沖田さん､話してくれてありがとう
ございました｣




総｢ん､じゃ｣









結構話し込んじまって時間はちょうど

見回りの終わる時間


(...帰るか)









屯所へ戻った



















土｢戻ったか､ってAはいねえのか｣



総｢ちょいと用事があって今日は別行動
にしたんでさｧ｣





ということはまだAは帰ってきて

いないのか













その15分後Aが帰ってきた















































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