十六夜の巫女 ２

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長い様な短い様な始業式が終わりジムに行こうとしていると

｢Aちゃん、一緒にジムに行かない？｣

向かう場所が同じですしね

｢はい｣


ジムに行くと沢田さんはまだ来ていなかった

｢おぉ、京子来たのか!!｣

｢うん！｣

笹川さんと京子さんが楽しそうに話している

少し

｢羨ましいですね…｣

｢えっ？｣

京子さんが不思議そうに私を見ていた

｢楽しそうだなと…｣

｢Aちゃんって一人っ子なの？｣

ん〜
一人っ子ではないですよね…
確か…

｢よく分からないんです…｣

｢そうか、ならオレの妹になるか？｣

｢あはは、Aちゃんと姉妹って嬉しいな｣

｢私も京子さんと姉妹なんて嬉しいです｣

3人で笑いながら話していると
沢田さんが隠れる様に入ってきた

｢あっ、ツナ君
Aちゃんと私姉妹なんだよ｣

｢おう、2人はオレの妹だ！｣

｢ええー!!Aちゃんの、えっ｣

かなり混乱させてしまった様ですね…

少し遅れる様に入って来た
山本さんと獄寺さんに沢田さんが話した

｢そうだったのな♪｣

｢お前記憶…｣

｢ふふ、私と京子さんが姉妹のは冗談ですよ｣

｢そうだよね…びっくりした…｣

本当に安心した様に息をついた
本当に信じかけてました？

山本さんと獄寺さんも？

｢パオーーン！｣

｢えっ？｣

私が振り返るとリングの棒の上に象の被り物をしたリボーンさんがいらした

｢タイのエムタイの長老、パオパオ老師だ｣

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