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私の心配を尻目に遅れて来た章大は上機嫌。
安「うわぁ〜ええやん！！
さすが信ちゃんやな〜！！」
苦笑いの私…。
「ちょっと…章大…」
こそっと彼に金銭的な事を聞く。
「家賃とか…もろもろいくらぐらいなの？」
安「ん？あー、その辺Aは気にせんで
ええよ。僕出すし…。
それに、ちゃんとAの事守れんと
意味ないからな。」
確かにセキュリティーは万全だった。
駐車場も地下だし、フロアも他の住人には
会いづらい設計になっていた。
そう言われてしまったら何も言えない。
結局そのまま契約して…
凄まじい速さで引っ越しまですませた。
章大の家は物が多くて大変だったけど
家族総出で片付けていた。
安母「A、頼むね〜章大の事。」
「うん、大丈夫だよ！！」
そんなこんなで私と章大の同棲は始まった。
ある朝…
朝食の準備をしていると彼は起きて来た。
安「おはよう〜。
う〜ん、起きてAがおるんは
やっぱりええなぁ〜。」
ほっぺにキスをされる。
「おはよっ、もう…それ毎日だよ？」
安「やって毎日思うんやもんっ！！」
「ありがとう…私も嬉しいよ！？
毎日章大の顔が見れて…。」
私もほっぺにキスを返す。
こんな事をほぼ毎日…やってる私達は
ただのバカップルだなってよく思う。
たまに…朝から…そうゆう事もしたり
タイミングが合えば、夜も求めてしまう。
章大の身体が大事なのに…
求められると拒めない。
安「はぁ…はぁ…
Aを抱いとると…
生きてる実感がめっちゃ沸くねん…。
はぁ…んんっ…愛してんで…」
「はぅっ…私も、愛っしてる、よ…んっ…」
章大は忙しくなればなるほど…
たくさん愛してくれた。
年末年始…
忙しくて、すれ違ったりもしたけど…
一緒にいれる時は、極力一緒にいた。
気がつけば、もう…春が近づいていた。
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作者名：すばくら | 作成日時：2019年7月3日 5時
